留萌本線「大雪運休」続く 2月6日までの再開は困難、再開してもすぐに一部廃止へ



3月限りで一部区間が廃止になるJR北海道の留萌本線が1月28日以降、大雪の影響で終日運休している。

留萌駅構内での除雪作業の様子。【画像:JR北海道】

JR北海道が1月31日21時30分時点の情報として発表したところによると、1月28日からの低気圧の接近に伴う局地的な降雪に加え今後も荒天による降雪が見込まれ、除雪作業にかなりの時間がかかる。少なくとも2月6日までの運転再開は困難で、再開見込みも立っていない状況という。

留萌本線は函館本線の深川駅から分岐して日本海沿岸の留萌駅を結ぶ50.1kmの路線。利用者の減少により廃止されることが決まっており、まず石狩沼田~留萌が4月1日(3月31日限り)に廃止される。残る深川~石狩沼田も3年後の2026年に廃止される予定だ。

《関連記事》
留萌本線の一部廃止「来年4月1日」確定 朝ドラ『すずらん』明日萌駅も消滅
東急「ロイヤルエクスプレス」今年の北海道運行は「最北端」稚内プランも