山陰の韋駄天 キハ187系 | みぃちゃんず(鉄道部)

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ちょっと昔~現代の鉄道事情を実車や模型などを交えて。

キハ187系は山陰本線を走っていたキハ181系の置き換え用として2000年に登場しています。

制御付き振り子車両で山陰本線の高速化に一役買っています。

山陰以外では、岡山、山口にも顔を出しています。

 

さて、模型のほうでは唯一TOMIXから10(1010)番台、500(1500)番台が発売されています。

模型的には振り子機構は搭載していませんが、廉価版として比較的安価となっています。

今回はそのうち10(1010)番台についてです。

特に手を加えるところもありませんが、お手軽に楽しめるということで。

 

前面は平面で風を切って素早く走るふうには見えませんが・・・

見かけによらず高加速でびっくりです。

 

背面にはディーゼルらしく煙突が。

 

屋上はいまどきの気動車らしくスッキリしています。

クーラーはWAU707 各車2基搭載です。

 

キハ187-1010(鳥取向き先頭車)

機器類を全部床下に収めたので客室は広いです。

キハ181は機械室のスペースが大きかったですね。

 

キハ187-10(新山口向き先頭車)

模型的にはM車とT車の床板・台車は共通部品です。

 

台車部分アップ WDT61

 

エンジン部分 コマツ製SA6D140H(450PS)×2基搭載

1編成2両で合計1,800PSという高出力。

 

もう1台のエンジンは後部側に。

ちなみにキハ189系も同じくSA6D140H系のエンジンです。

サボはジオマトリックスの「スーパーおき 新山口」です。

 

鳥取県の花 梨が描かれています。(付属のインレタ)

 

M車の車内

模型的にはコストダウンのためシートの表現はありません。

左が運転台側、照明はヘッド/テールライトがLEDで点灯。

ヘッドマークは点灯しません。

一応室内灯はオプションで取り付けができるようにはなっています。

 

T車の車内

M車と同じモーターカバーのパーツをそのまま使っています。

窓が大きく目立つ部分なので自作シートを付けてみると映えるかもです。

 

床下はM車もT車も共通部品で台車もギアが無いだけで同じ構造です。

カプラーは前頭部はダミー、連結部はアーノルドが標準です。

(TNカプラー(JC25)に交換しています)

 

写真はキハ187-500番台 スーパーいなば です。2008年

 

安くて楽しめるお手軽なモデルで短編成でサマになるので模型的にもオッケーです。

個人的には実車ともどもお気に入りの車両です。

レンタルレイアウトでは短かすぎて目立たないかもですが。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。