西武鉄道では、来る2023年7月1日(土)より、特急料金及び座席指定料金を改定(値上げ)することを発表しました。

2023年7月1日(土)より 特急料金および座席指定料金を改定します :西武鉄道Webサイト

概要は以下のとおりです。

【改定日】
2023年7月1日(土)

【改定内容】
●特急列車:
18kmまで:(旧)300円→(新)400円
35kmまで:(旧)400円→(新)500円
60kmまで:(旧)500円→(新)600円
61km以遠:(旧)710円→(新)900円

●拝島ライナー:
(旧)300円→(新)400円

●S-TRAIN:
据え置き


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲西武新宿駅で発車を待つ「拝島ライナー」(2018年7月乗車)
今年7月より座席指定料金が100円値上げとなります。


「Laview」使用の「ちちぶ」「むさし」や「ニューレッドアロー」使用の「小江戸」、そして40000系使用の「拝島ライナー」「S-TRAIN」と、多彩な西武鉄道の有料着席サービス。

特に新宿線系統(「小江戸」「拝島ライナー」)では、最も利用者の多い駅が高田馬場駅と、始発駅ではないことから、上り(都心方面)のみならず下り(郊外方面)での需要も非常に高い環境にあります。

そのことは、下記記事でご紹介したように、約4年半前に「拝島ライナー」に乗車した際にも実感していましたが、一方で、座席指定料金をが300円というのも着席できる価値に比べて割安ではないか、という気もしていました。
(参考)


今回、新宿線系統だけでなく池袋線系統の有料着席サービスについても、値上げの発表となりましたが、一方で、S-TRAINだけは据え置きとなりました。

上記の過去記事でも「S-TRAIN」に乗車しましたが、「拝島ライナー」との利用者の差は大きかったのが印象的でした。
その後、S-TRAINの利用状況がどこまで改善されたのかは、残念ながら確認していませんが、今回の値上げの対象外ということを考えると、他の有料着席サービス列車に比べて利用状況は相変わらず芳しくないのかな、とも感じました。

ともあれ、(距離に依りますが)特急列車が300円から利用可能という価格設定は、関西地区から見れば割安過ぎないか、とも思えるだけに、今回の改定は適正なレベルへの改定と理解したいな、と感じたニュースでありました。




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