所有事業者:神戸市交通局(兵庫)

仕様・用途:一般路線仕様

登録番号:神戸200 か 2887

局番:499号車

配置:中央営業所

初年度登録:2008年

シャシー製造:日産ディーゼル工業

搭載機関:日産ディーゼルMD92TJ型

車体架装:西日本車体工業

車体型式:西工96MC B‐Ⅱ型

車両型式:PDG-RA273KAN

車名:日産ディーゼルスペースランナーRA ノンステップ

撮影日:2014年8月21日(木曜日)

撮影場所:三ノ宮駅

 

”こべっこ“ の足として親しまれている、神戸市バスです。

3年前に同じ2008年式のRAを取り上げましたが、その際はWB5.3mの長尺(標準尺?)車でした。今回は市バス標準のWB4.8mの短尺車になります。

 

RAは2005年にそれまでのUAに代わってモデルチェンジを受け登場したモデルですが、尿素SCRシステムを導入した最初のモデルでもあります。2006年に平成27年燃費基準と新長期規制におけるPM10%減をそれぞれ達成したモデルを発表。記号がADG-からPKG-になりますが、これは路線用の5速MT車と自家用仕様の6速MTが対象でした。画像の個体は2007年に新長期規制に対してPM10%減のみを達成した方で、6速MT車と5速AT車のノンステップがその対象でした。モデルチェンジを機に、路線仕様モデルにもペットネームが与えられるようになり、中型車と同じ「スペースランナー」の名が与えられています。

 

長尺車は投入される路線が決まっていましたが、この短尺車は汎用車で、営業所管轄の路線なら何処でも入ります。中央営業所は三宮は勿論のこと、主に六甲や摩耶、湊川、新開地といった神戸の中心地が営業の縄張りで、路線によっては箕谷にも足を延ばしています。箕谷だと、結構山間部じゃありません?

行く先表示を見ると、「18」と系統番号が読めますので、三宮とJRの六甲道駅間を布引、摩耶経由で結ぶ路線であることが判りますが、便によっては新神戸駅を経由するものもあるそうです。

 

 

【参考文献・引用】

バスラマインターナショナルNo.162

BUSRAMA SPECIAL No.11「UDマークのバス達」

(いずれもぽると出版社 刊)

ウィキペディア(日産ディーゼルスペースランナーRA、神戸市バス中央営業所)