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今週半ばの寒波、きつかったですね。
関西でも交通機関がみだれまくりで大変でした。
地球は温暖化していると聞いていたのですが…。
本日は、久々の降雪で見た雪化粧のような色合いのこちらの車両のBトレインショーティーをご紹介いたします。
名古屋鉄道 1800系 旧塗装 です。
特急用のカラーリングを纏っていますので、特急車になります。
名鉄の特急と言えば、フラグシップ車ともいえる1000系かな?と。
前面展望にこだわったパノラマカーの流れを組み、現在も活躍中です。
登場時は、座席指定車として運用されていましたが、特別料金のいらないJR東海の新快速との競合で、名鉄特急も5000系等の普通車を連結して運転するようになります。
この運用を常態化させるため、1000系に組み込むための普通車、1200系が登場します。
こういった一部着席確定型or座席指定での特急運用は、関西では南海がこれに近い運用を行っています。
でも、南海では普通車は一般通勤型車両を併結するスタイルなので、一般席専用特急車、というカテゴリの車両は全国的にも珍しいのではないでしょうか。
1800系は朝夕ラッシュ時の特急の一般車増結用に作られた車両です。
2両編成12本が製造されました。
1200系とそっくりで、展望席が廃止されています。
でも、増結用ということで簡略化されたのか、1200系にはあった前照灯の間の「パノラマSupre」の看板がなくなっています。
ラッシュ時の増結用との事ですが、画像検索すると、1800系が2両単体でとことこ走る姿も良く目にします。
こういった運用もよくあるのかな?と調べたら、名鉄の公式HPに『昼間帯は支線直通急行や普通列車などにも運用されている』との記載がありました。
関西の私鉄等で、増結用2両の車両が、よく昼間に留置線等でお昼寝しているの見て、稼働率が本編成と大きく変わるので、検査や部品交換、更新時期の管理が難しそうだなーと思っていました。
JR西日本では、昼間乗車率が悪かろうが長編成のまま運用されており、こういった懸念と連結開放時のオペレーションの削減が目的では?と思っています。
そういう意味では、増結用2両が、昼間に別の運用法があるのは珍しい。
閑話休題、現在では新塗装にあらためられ、この姿はもう見ることはできないようです。
個人的になかなか乗車機会に恵まれない名鉄ですが、1800系に出会って乗車する機会がいつかあればいなあと思っております。
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