撮影日:2022年11月
 
  東海道本線にはいくつかの支線があります。品鶴線、美濃赤坂、新垂井線など旅客利用ができる線もあれば、東京貨物ターミナル、西名古屋港などへの貨物線。かつては多くの支線がありましたが廃線となった路線も数多くあります。
 昨年の11月に特急あたみが運転され立川から乗車しました。この列車は、立川から青梅線に入る渡り線の逆走~南武線~武蔵野貨物線~横浜羽沢~東海道貨物線~小田原を通るなかなかレアな列車です。今週末も花咲くあたみ満喫号が甲府発で走りますね。
 
●立川から特急あたみ号に乗車し、府中本町駅を通過し武蔵野貨物線に入ったところです。左手は南武線。
 
 
●しばらく南武線と並走し、南武線は左手に分かれて行きました。
 
●南武線と分岐するとほとんどトンネルの中を走るため、景色は望めませんが、一つ山を越えると京王の稲城駅が眼下に見えました。
 
●再度しばらくの間トンネル区間になり、明かりが見えると梶ヶ谷貨物ターミナルです。
 
●梶ヶ谷貨物ターミナルと言えば、川崎市のゴミを鉄道輸送で処理場まで運ぶ「クリーンかわさき号」ですね。

 
●本物?のコンテナが建物の屋上にあり、梶ヶ谷駅の表記があります。駅の字が隠れてしまっているけど。

 

●再び長いトンネルに入り、抜けると横須賀線と並行し、鶴見に向かいます。新川崎駅を過ぎると尻手への短絡線も見えてきます。

 
●鶴見駅の構内で乗務員交代のため停車した後、小田原までは東海道貨物線を走ります。鶴見駅を出ると、またトンネル区間に入り、横浜羽沢に向かいます。トンネルの隣は、これも東海道本線の支線で桜木町まで行く通称「高島線」の線路です。
 
●トンネルを抜けると横浜羽沢駅を通過です。
 
●以前は荷役用のホームがあったが、すっかり無くなっていた。レトロ感のある雰囲気のいいホームだったが残念。まぁ使用されていなさそうだったけど。
 
●奥は根岸線、そして、横須賀線と東海道本線の線路。小田原まで貨物線を走るので、大船駅手前では、6本の線路を左手に見ながら列車は進みます。
 
●大船を過ぎると並走するのは東海道本線の線路のみとなります。
 
●小田原駅手前の貨物線から東海道本線への渡り線より。高架なので東海道本線とはひと味違った景色が楽しめます。特急湘南もここを走ると思うけど、明かるいときの車窓が楽しめるのは臨時列車ならではかな?
 
 
●小田原からは東海道本線の線路を走ります。根府川付近。
 
 
●あたみが熱海に到着です。
 
 
●前面は特急表示です。
 
●熱海駅でもらった記念乗車証。先着〇〇名に配布と車内放送があったが、えきねっとをみると余裕がありそうだったので、列車の写真を撮ってから、配布場所である改札外に向かいました。
 
 武蔵野貨物線を通るのは、特急鎌倉とかあるけど、武蔵野貨物線~東海道貨物線を通るのはなかなか無いような。最近、毎年何日か熱海行の臨時特急が設定されているので、乗る機会はある程度あります。こういった貨物線の旅もたまには楽しいです。