JR西日本「WEST EXPRESS 銀河」の紀南ルートの乗車記です。
その③では、新宮駅→太地駅の様子をお伝えしました。
今回、その④では、古座駅→周参見駅の様子をお伝えしていきます。
パンダくろしお と 橋杭岩
次は古座(こざ)駅で4分間停車。
パンダくろしお🐼で運行されている「くろしお1号」と行き違います。
車内放送でも「パンダくろしおと行き違いをします」と案内があったので、他の乗客の皆さんもホームで見学しています。
パンダくろしおとの行き違いが終わると「WEST EXPRESS 銀河」もすぐに出発します。
串本駅の手前で、車窓左側には名勝橋杭岩(はしぐいいわ)が見えてきます。
橋杭岩は大小40の岩が一直線に並び、あたかも橋の杭だけが残っているように見えることから名付けられたもの。
京都→新宮の夜行コースでは、串本駅からバスに乗って橋杭岩まで連れていってくれるのですが、昼行では車窓で眺めるのみです😔
本州最南端の串本駅
運行日によって異なりますが、2つめのおもてなし停車駅は、本州最南端の串本(くしもと)駅です。
駅前には「トルコ友好の町」のアーチがあります。
これは明治23年にトルコの軍艦「エルトゥールル号」が串本沖で、500人以上が亡くなった海難事故があった際に、串本町民が不眠不休で救助したことに由来するものです。
駅舎内では物産販売が行われています。
実は、ここで「うつぼの揚煮」を買いたいとおもっていたのですが、残念ながら売切でした⤵️
串本駅を出発すると、お昼のお弁当タイムです🍱
ツアーにはお弁当もセットされているので、案内後に4号車の「フリースペース遊星」に受け取りにいきます。
期待を超えたお弁当
お弁当は「海と大地と宇宙(そら)の町 串本の恵み弁当」(長っ💦)と命名され、潮岬観光タワーさんが「銀河」のために作って下さったもの。
今やブランドとなった近大マグロの天ぷら、しぐれ煮、マグロの胃袋の南蛮漬けなど珍しいメニューの他、「古座川ジビエ」として鹿肉のボロニアソーセージ、サザエの炊き込みご飯、紀州南高梅など郷土食豊かなメニューになっています。
お味の方も120点の、美味しいお弁当でした😋
実は個人的に、潮岬観光タワーさんに対してはドライブイン的なイメージを持っていたのですが、見事に裏切られた形です😁
お弁当を頂きながら、車窓を楽しみます。
途中、運転停車した見老津(みろづ)駅からも海を眺めることができました。
こんな絶景駅での運転停車は大歓迎です。
フロントで予約した旨を伝えて600円を支払い、大浴場へ向かいます。
海沿いではありますが、お風呂から海は一切見えませんし、露天風呂もありません😅
しかしながら、ヌルッとしたアルカリ性の泉質は肌に優しく、気持ちよく入浴させていただきました。
ちなみにフロントで「銀河パスポート」を提示すると、「銀河×すさみ温泉」オリジナル手ぬぐいが貰えますよ📣
取り調べ室と留置場に入れました
入浴後は、駅から徒歩2分の場所にある、すさみ町観光案内所「フロント110」へ向かいます。
次回、その⑤では白浜駅→京都駅の様子をお伝えします👋