NO.2800 水曜・日曜バス無料、さがバスまるっとフリーDAY体験乗車(その2、武雄→嬉野編) | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 佐賀県が企画します、「さがバスまるっとフリーDAY」の体験乗車の模様をご紹介しておりますが、前回その1では唐津から武雄間の乗車の模様をご紹介しておりました。

 

 現在、1月と2月の毎週水曜日・日曜日、佐賀県内では一般路線バスが無料となっておりまして、掲載日の25日もちょうど水曜日であった事もありまして、雪の中ではありましたが無料乗車をされた方もいらっしゃったのではないかと思います。

 

 この「さがバスまるっとフリーDAY」では、佐賀県内で運行しております全ての路線バス事業者(7社)とコミュニティバス等を運行しております事業者も加わりまして、その結果佐賀県内のどこまで行っても運賃が無料となっておりまして、これによりまして、どこからバスに乗りましても、佐賀県内で降車すると運賃が無料ですので、普段の通勤やレジャーで移動する場合は、ぜひバスを利用していただきたいと言う思いがあるようでもあります。

 

 尚、この「さがバスまるっとフリーDAY」では・・・

 

 各市町で運行するコミュニティバスなどで、日曜日に運行がない路線は、水曜日のみ無料

 高速バスは運賃無料の対象外

 佐賀県外のバス停で降車した場合は、通常運賃の支払いが必要

(但し県外のバス停から乗車し、県内のバス停で降車した場合は無料)

 

となっておりますので、これらにかかわる部分に関しましては注意が必要でもあります。

 

 さて、前回は唐津から武雄までの模様をご紹介しておりましたが、唐津の大手口バスセンターから多久の多久駅北口までの間は上の画像2の昭和自動車(昭和バス)の車(佐賀200か12-14、2KG-KR290J4)に乗車しておりましたが、大手口バスセンター発車時点で画像の姿が見られておりまして、盛況ぶりが伺わせておりました。それほど幹線としての姿が伺える所でもありますが、それとともにタダに越したことはないとも言える所でもありましょうか。

 

 多久駅北口からは、画像の多久駅前にあります、昭和自動車タクシー事業部(昭和タクシー)多久営業所に所属しますトヨタハイエース(佐賀300あ・224)に、武雄温泉駅南口まで乗車しておりましたが、混雑ぶりを見せておりました佐賀行きとは対照的に、武雄行きは数名の乗客でありました。正直、かつては幹線とも言われていたこの昭和バスの路線で、こう言ったジャンボタクシーを使用するほどここまで利用者が減っていた事には残念ではありましたが、それでも乗り心地は良かっただけでもまだいいでしょうか。

 

 

 さて、ここまで前回の模様を改めましてご紹介しましたが、今回その2では、武雄から嬉野までの模様を皆様にご紹介してまいります。

 

 

 先述のように、多久駅北口から武雄温泉駅まで乗車しましてやってまいりましたが、今回下車しましたのが画像の西九州新幹線の新幹線口でもあります南口(御船山口)でもありました。この南口は、これまでもJR九州バスの「嬉野線」が停車しておりましたが、昨年10月より前回ご紹介しました昭和自動車の多久~武雄線、祐徳自動車(祐徳バス)の路線もこの武雄温泉駅南口に停車するようになっております。

 

 この武雄温泉駅南口バス停には、新たにデジタルサイネージが設けておりまして、時間帯に合わせて時刻表示が大きくなる仕組みが見られる事がわかります。このような仕組みは北九州地区の西鉄バスで最初に見られておりましたが、その後熊本駅前のバス乗場などでも見られておりますし、後述のように嬉野温泉駅でも見られるようになっております。

 

 (時間に合わせて時刻表示も大きくなっています)

 

 (この日は日曜日ですので平日時刻は下段に表示)

 

 また、この中ではバス接近案内も見られておりまして、JR九州バス・祐徳バスが対象となっております。やはり、定刻で運行されているか・遅れているかが瞬時にわかるようになっているだけでもいいのではないかと思います。

 

 

 ここで、時間がありましたので武雄温泉駅南口バス停で収めました祐徳バスの姿をご紹介します。まずは佐賀駅バスセンター行きでありますが、画像のいすゞエルガミオ(佐賀200か・766、SKG-LR290J1)が運行されておりました。

 

 この時は、多くの方がこの佐賀行きに乗車する姿が見られておりまして、中には家族連れの方もいらっしゃったなど、普段マイカーや列車を使われている方も乗車されているようでした。それほどこのバス無料の認知度も高い事も伺える所でもあったでしょうか。

 

 そして、武雄温泉駅南口バス停を出ました車は、江北方面へ向かって行きます。武雄温泉駅南口バス停の前に武雄温泉駅北口バス停でも乗降扱いを行っておりましたので、この後は次のバス停(武雄中学校前バス停)へ向かうため、高架下にあります交差点を右折して行く事にもなります。

 

 

 この後は、逆に江北方面から武雄温泉駅南口バス停へとやってきておりました下西山行き(佐賀200か11-57、いすゞ2KG-LR290J4)であります。この後この車の場合は、武雄温泉駅北口・ゆめタウン武雄・武雄市図書館を経由しまして、武雄支所があります下西山車庫へと向かう事にもなります。

 

 その次に来ましたのが、その下西山車庫発の祐徳稲荷神社行き(佐賀200か11-18、いすゞ2KG-LR290J3)でありますが、画像にはありませんが日曜日でもありましたので、こちらも多くの方々が乗車しておりました。やはり、数百円はする運賃が無料で行く事ができるのもこのバス無料の日だからこその姿でもあるように思います。

 

 

 さて、ここからはJR九州バスの彼杵駅行きに乗車しまして、途中の嬉野温泉駅まで乗車します。今回は以下画像のいすゞエルガミオ(321-12615、SKG-LR290J1)でありまして、以下画像は嬉野温泉バスセンター行きでありますが、これは元旦に今年最初に収めた車でもありました。

 

 この車の車内です。武雄温泉駅南口バス停発車時では10名ほどあっておりまして、最終的に半数以上が嬉野温泉方面への利用者でありました。この路線では、エルガミオ以外にもエルガと言った大型車も運行されておりますが、普段の需要からも現在はこのような中型車両がメインとなってしまっているようでもあります。

 

 

 ここからは車窓の画像を数点ご紹介しますが、まずご紹介しますのが昭和自動車の竹下町の折り返し場であります。現在は上の画像のジャンボタクシーが折り返す所でもありますが、ここは令和2年までは佐賀営業所の武雄車庫として、本務の小型車両1台(日野ポンチョ、現在は唐津営業所に転属)・予備の中型車両1台が配置されておりましたし、それ以前には武雄温泉駅近くに武雄営業所も存在しておりました(現在跡地は地元信用金庫の敷地となっております)ので、武雄営業所の折り返し場としての姿も見られていた所でもありました。

 

 

 竹下町を過ぎますと、国道34号線に入りますが、この先で西九州新幹線とクロスします。ちなみにこの裏にあります山が御船山でありまして、夏~秋には「チームラボ」のイベント、それ以外にも桜やつつじの姿も見られるなど、年中楽しめる山としての姿も見せております。

 

 

 武雄温泉駅南口バス停を出ましてしばらく進みますと、上の西九州新幹線、中央の西九州自動車道、そして国道34号線とが交差する所がありますが、ここは「西九州クロス川登」と呼ばれている所でもあります。私自身も、その前に夜間に収めておりましたが、昼間改めて収めましてもここまでクロスするとはと思うのとともに、こう言う愛称が付けられている事にも感心させられる所でもあるようにも思う所でもありましょうか。

 

 

 そして、20数分ほどで西九州新幹線の嬉野温泉駅へとやってまいります。以下画像は車内画像ですので暗く見えている所に関しましてはご了承いただきたいですが、新幹線でも数分しかかかりませんので正直短いと思いましてもおかしくはない所ではありましょうか。

 

 

 こうして、嬉野温泉駅にやってまいりました。本来でしたら嬉野温泉バスセンターまで乗車する所でありましたが、次の便の乗り換えがありましたので、今回は嬉野温泉駅で下車する事にしました。

 

 

 今回乗車しました321-12615と言いますと、「ロマンシングサガ」の「SaGa風呂」ラッピングが施されている車でありまして、嬉野温泉のデザインも見る事ができております。尚、他には昭和バスの車で古湯温泉が、祐徳バスの車で武雄温泉のデザインがそれぞれ見る事ができております。

 

 (側面)

 

 (リア)

 

 

 さて、嬉野温泉駅周辺は、開業前より見られております嬉野医療センターの他、西九州新幹線開業とともに設けられました道の駅「うれしのまるく」も見る事ができております。また、嬉野温泉駅前にはホテルも建設しておりまして、今後駅周辺も変化が見られる事になる事を伺わせているようにも思います。

 

 (嬉野医療センター)

 

 (「うえしのまるく」情報休憩施設)

 

 (建設中のホテル)

 

 

 さて、私はこのうちの「まるくアイズ」に足を運びました。ここは観光交流施設としての姿が見られておりまして、観光情報やイベント情報・特産品を紹介する施設としての姿を見せる所でもあります。この日は屋外でもキッチンカーの姿も見られておりまして、家族連れが買いに来られている姿も見られておりました。

 

 (屋内の待合スペース)

 

 

 また、画像のバス停付近に手湯が、公園内には足湯も設けられております。私自身も手湯を体験しておりましたが、この日は寒かった事もありまして、大変気持ち良かったです。

 

 

 こちらが、武雄温泉駅南口バス停とともに設置されておりますデジタルサイネージであります。武雄温泉駅南口バス停でも述べましたように、直近時間帯のみ大きく表示してある姿がわかりやすくていいのではないかと思いますし、曜日に時刻表示を合わせているのもいいのではないかとも思います。

 

 

 さて、上の画像にもありましたように「歩こう。佐賀県。」のラッピングの姿をご紹介しておりましたが、こちらでもご紹介させていただきますが、いすゞエルガミオであります佐賀200か11-59(2KG-LR290J4)で見る事ができております。この「さがバスまるっとフリーDAY」では、バス乗車とともに歩く事も言われておりますので、このような表示を見ますとわからなくはない姿かなとも思ってしまいます。

 

 

 今回は、武雄→嬉野間の乗車とともに、武雄温泉駅南口バス停・嬉野温泉駅で収めました姿なども併せてご紹介しましたが、本来ならばお金がかかる所を無料で行く事ができている訳ですので、正直「タダに越した事はない」のもわからなくはない所でしょうか。それが実際に利用者も多く見られる事につながってもいますので。それにしても、嬉野温泉駅の変わり具合も今後さらに変化が生じて行くとも思われますので、それがどう変わって行くかも気になる所でもありましょうか。次回は、祐徳バスに乗車しまして鹿島・佐賀方面への乗車の模様をご紹介しますので、次回もご覧になっていただきたいと思います。