24日の夕方からの降雪により山科~高槻間の上下線で合わせて23本の列車が立ち往生した事案。
その内8本は駅のホームに止まっていて、山科駅では駅構内ホームの無い線に『う4033M(サンダーバード33号米原迂回)』が止まっていたようです。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230125_01_press_yuki.pdf
JR西日本のホームページ(PDFファイル)に詳しい状況が記されています。
ポイントの不転換が同時多発的に発生し、今回の様な事になった様ですね。
JR西日本の会見をTVニュースで見ましたが、『言いたい事は解る。しかしそれは結果論でアリ言い訳でしかない!』と言いたくなる様な内容に感じました。
融雪機(所謂カンテラ)の運用基準とか、駅間停車した時の対応策とか、改めて考え直して頂きたいと思いますね。
JR西日本での融雪機運用基準は積雪予報10㎝で、今回の降雪予報は8㎝。
実際の降雪は14㎝だったそうです。
今回立ち往生した列車だと普通列車207系・321系(共に7連)にはトイレが無い。
快速・新快速だと221系・223系・225系には4連・6連・8連とあるが、トイレは下り側の制御車にしか無く、下手すると8連の場合1ヶ所になってしまう。
トイレの設置基準も考え直さないといけないかも知れません。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230124/k10013959651000.html
一つ、現場の方々(駅員・乗務員等)の擁護をするならば『司令の指示は天の声』って言う風潮が未だに残っているようで、司令に確認したり許可を取らないと現場の方々は何も出来ないと言うことです。
(勝手に動けば処罰されますからねぇ~)
報告だけで、現場の判断で最善の行動が取れるようになれば良いけど、何かあった時に「誰が責任取るの?」ってなって、結局何も変わらない気がしないでもない…