東急電鉄から2022年4月6日に8500系の2023年1月限りの営業運転の終了の発表と「ありがとうハチゴー」プロジェクトの開始がリリースされました。



そして、本日、東急電鉄から最後まで残った8637Fが運用離脱し、長津田工場に回送されたリリースが発表されました。




私は、東横線利用者ではあるものの、なんらかのヘッドマークが付くたびに田園都市線に撮影に行っていましたし、2018年には2020系のデビューヘッドマークを記録するとともに、その2020系の増備によって真っ先に引退するであろう◯K(8606F・8642F・8590系・2000系)を撮影するために始発で市ヶ尾に撮影に行ったので、8500系の記録はかなりしていました。





「ありがとうハチゴー」プロジェクトは、8631Fと8637Fのヘッドマークの掲示、記念乗車券やグッズの発売、長津田検車区での撮影会、8500系の乗車会などが行われました。











私は、4月17日に行われた第1回目の長津田検車区での撮影会に参加しました。

1回目の撮影会では、青帯かつ貫通扉の車番の下に「Bunkamura」ロゴのラッピングがある8637Fには、つきみ野〜中央林間開通・田園都市線全線開通のヘッドマークが取り付けられたので、青帯とロゴが目立たない唯一のヘッドマークが取り付けられましたし、まだありがとうハチゴーのヘッドマークが付く前であったので、赤帯の8500系の姿を撮影することができました。








また、第1回目は、貫通扉に非常用ハシゴが取り付けられ、乗務員室や車内を撮影できました。

特に8631Fは東急で最後まで残った扇風機の取り付けられている編成でした。













2022年4月20日からは、8631Fと8637Fに前後デザインの異なる4種類のヘッドマークが付きました。

しかし、最後の赤帯の8500系こと8631Fは、5月25日に検査切れにより、早々に営業離脱し長津田工場に回送されました。


https://www.tokyu.co.jp/image/information/pdf/220525_8500(8631F).pdf220525_8500(8631F).pdf










また、私は7月16日の第2回乗車ツアーに参加し、画像のような急行停車駅の青葉台駅の120km/hでの通過や、鷺沼での「谷落とし」と呼ばれる折り返しや、8M2T編成の空転実演など、盛りだくさんの内容でした。





また、撮り鉄と模型鉄の私は、ありがとうハチゴーのヘッドマークが付いたNゲージも購入しました。鉄道模型の世界でこれからも8500系を残していきたいと思います。





東急8500系の引退は、東急唯一のローレル賞受賞車・初の赤帯を巻いた東急のステンレスカーの引退だけではなく、広義の8000系の完全引退ということで、東急の車両史に一つのピリオドが打たれました。

私は、東横線利用者なので、初等部低学年の通学時に8500系の急行に乗ると、自由が丘〜学芸大学間で100km/hを出すのでメーターに釘付けでした。また側面の「急行」幕や渋谷入線時の長い幕回しも思い出です。

また、8634F・8642Fの東横線への暫定投入も印象的でした。


8500系、本当にお疲れ様でした。