今日はNゲージ鉄道模型、KATO旧形客車のうちサスペンション機構を持たない旧構造車両の話です。自作の”簡易サスペンション”を入れていましたが、固すぎると感じたのでサスを柔らかくする工夫をしてみました。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

出して来たのは東北本線をイメージした旧形客車12両編成、以下記事↓の時と変わって今はED75 82(TOMIX Body/KATO Drive)が牽引、ナナゴーは結構頻繁に機番シャッフルをやるようになっています😁。

 

 

旧構造車(右のオハフ33 3508など)は、集電安定性向上を狙って簡易サスペンションを入れています↓が調整が難しく、写真のように”腰高”でもありました。左はサスペンション機構が付いた構造のオハ47 2284です。 

 

(簡易サスの話は記事後半です。)

 

下がサスペンション機構付きのオハ47、車体側の集電銅板が左側の床下に潜り込んでいます。上のオハフ33旧構造にはそれがありません。今回簡易サスについてあれこれ考えていて、”あれっ?”と思ったのが...

 

旧構造の集電銅板は厚さ0.15mm(簡易サスペンションを付けていない中央部を計測しています。)

 

サスペンション機構車の銅板は0.1mm厚..厚さが違うんだ~。

 

これまでの簡易サスペンション構造は0.15mmの製品銅板の上に0.1mm厚の銅板を山折りして作った自作の板バネ(折り曲げて2重になっているので最低0.2mm)、さらに室内灯集電側は0.2mm厚の集電板が入ります。結果縦方向のスペースに対しギチギチになり過ぎてサスが硬いし腰高になるんじゃないかな~ と考えました。

 

そこで、ハンダ付けした山折り板バネと重なる部分の製品銅板をカットしました。0.15mm分薄くなるし、カットした所=自作の0.1mm板に台車集電板が当たるので、サスが柔らかくなるだろう と考えました。

 

図解してみるとこんな感じかな?オレンジが銅板では台車の集電板です。旧構造左側に固定要素の無い”片持ち式”だったので厚い0.15mm板を使って弾力を稼いでいたと思われますが、旧簡易サスペンションではその上に板バネを入れちゃったのでキツキツ..そこで今回図の一番下のようにした...これまでより一番上のサスペンション機構製品に近づいた気がします😁。

 

2枚目と同じ組み合わせの施工後(右のオハフ33)、腰高感はいくらか残りましたが、サスペンションが柔らかくなったのは上から押してみると感触で分かります😁。

 

12両編成中6両に施工しました。簡易サスの目的は集電安定性の改善ですから、サスペンション機構車と混結で走らせて効果を検証していくことになります。

 

旧客用スポーク車輪を1セット追加したので、何両かにスポーク車輪化も行いました。

 

様子を見て良さそうなら横展開するつもりですが、どうなるかな?感覚的には良くなる気がするんですけどね😁。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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