湘南台駅【神奈川県】(横浜市営地下鉄ブルーライン。2009年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
神奈川県藤沢市北東部に広がる新しい市街地・湘南台に位置する横浜市営地下鉄ブルーラインの起点駅で、小田急江ノ島線および相模鉄道いずみ野線と乗換可能な、
湘南台駅 (しょうなんだいえき。Shonandai Station) です。
 
尚、相鉄の湘南台駅の記事につきましては以前UPいたしました⇒記事はこちら
そして小田急の湘南台駅の記事につきましては、後日簡易版でUPできれば、と思います。
  
 
駅名  
湘南台駅 (B 01)  
 
所在地  
神奈川県藤沢市      
 
乗車可能路線  
横浜市営地下鉄:ブルーライン(正式名称:1号線)  
 
隣の駅  
関内方・あざみ野方……下飯田駅  
 
乗換可能路線  
小田急電鉄:江ノ島線………………湘南台駅まで徒歩5分  
相模鉄道:いずみ野線 ………………湘南台駅まで徒歩5分  
 
訪問・撮影時  
2009年12月  
 
 

地下鉄ブルーラインの湘南台駅は地下駅で、南北方向の地上を通る小田急江ノ島線の下をくぐる形で駅が設けられてます。
また、相鉄いずみ野線の駅も地下に設けられていますが、相鉄線のホームは地下鉄線のの1層下にあります。
駅舎・改札口は3社局とも地下1階にあり、相互の乗換は比較的スムーズですが、相鉄との乗換も一旦地下1階に上がらねばなりません(地下2階に乗換改札はありません)。
そして地下1階改札とを結ぶ地下通路は東西自由通路になっていて、東西の出入口には階段、上下方向エスカレーター、エレベーターの設備があり、バリアフリーに対応しています。
 
写真は西口です。東を望む。
湘南台駅に駅ビルは存在しません。西口の出入口は4ヶ所ありますが、写真の出入口のみESがあります。
正面には小田急線のホームがあるため、歩行者は地下へ、車は南北へ迂回しないと東側へは抜けられません。
また、ロータリーを有する駅前広場が整備されていて、バスターミナルとタクシー乗り場が併設されています。
 
 

西口駅前です。西を望む。後方は小田急線ホームです。
換気口により前が見えませんが、写真奥に向けては円行西大通り線が延びています。
駅周辺はビル街で商店も多く見られますが、駅から離れると住宅街になります。
約1km西にはいすゞ自動車藤沢工場があります。
そして約3.5km西には慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスがあります。
 
 

こちらは東口です。西を望む。
東口の出入口も4ヶ所あり、写真の出入口のみESがあります。
こちらもロータリーを有する駅前広場が整備されていて、バスターミナルとタクシー乗り場が併設されています。
 
 

東口駅前です。東を望む。後方は小田急線ホームです。
こちらは写真奥に向けては円行東大通り線が延びています。
東口側も駅周辺はビル街で商店が多く見られますが、やはり駅から離れると住宅街になります。
約300m東には、湘南台文化センターがあります(プラネタリウム、ホールなどで構成)。
 
 

 

地下1階にある改札口です。南を望む。
西口の直下に相鉄の改札があります。3社局の中では最も西側にあります。
左側に小田急線改札口と横浜市営地下鉄改札口および西口のES・EV出入口、東口の全出入口があります。右側には西口の階段出入口があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が6通路あり、窓口に面した左端が幅広通路で、有人通路を兼ねています。
改札口の左手前には自動券売機があり、改札内には自動精算機があります(いずれもICカードチャージ可能)。
また、自動券売機の左側(改札内)改札口の右手前にはコンビニ「ファミリーマート」があります。改札内に売店・コンビニはありません。
改札内にはトイレ・多機能トイレがあります。
そして、地下3階にあるホームとの間には階段・上りエスカレーター・エレベーターが設置されています。階段とESは地下2階踊り場を経由します。
 
 

時刻表・路線図と一体になった建植式駅名標です。電照式で、光源は不明です。
横浜市営地下鉄ブルーラインの標準デザインで、駅ナンバリングも併記されています (B 01)。横浜市外(藤沢市)にある当駅がトップナンバーです。
 
 

階段側壁に設置されている駅名標です。非電照式です。
こちらは漢字表記です。
 
 

ブルーラインの湘南台駅は島式ホーム1面2線の地下構造で、地下2階にあります。小田急線を基準にすると、東寄りにホームが設置されています。
東北東~西南西方向にホームが延びています。
下層(地下3階)の西寄りには相鉄いずみ野線の湘南台駅ホームがあります。
左(南)が1番線、右(北)が2番線で、いずれもあざみ野方面です。
ホーム有効長は6両分で、2007年にホームドアが設置されています。ホーム幅は広いですが、階段部分は狭くなっています。
そしてホーム上にはベンチ・飲料自動販売機が設置されています。
写真は2番線より終端方を望む。
 
 

 

上写真は1番線より、下写真は2番線より、いずれもあざみ野方を望む。
こちら側にホーム延伸可能なスペースはありません。
また、すぐ先に両渡り線があります。
この先、相鉄いずみ野線の上層地下を東北東へ走り、やがて地上に出るとすぐに高架区間になり、左へカーブします。左手には下層を走っていた相鉄いずみ野線も地上に出て、並走するようになります。そして境川を渡ると横浜市泉区に入り、進路を北北東に変えて市街化調整区域の田園地帯の中を走ります。その後は右へカーブして相鉄線と分かれ、地下トンネルに入って進路を東北東に変えると下飯田駅へと至ります。
 
 

2番線より終端方を望む。
すぐ先に1番線・2番線とも車止めがあり、引上線は存在しません。
引上線を設置しようにも設置できませんが、車止めの先に相鉄駅のコンコースとホームを結ぶ通路があるためです。
したがって、ブルーラインをこれより先(西)へ延伸する計画も存在しません。そもそもブルーラインを横浜市外(藤沢市)にあるこの湘南台駅まで延伸すること自体が大ごとでした。また、当駅以西につきましては全て横浜市外になる事から相鉄いずみ野線の担当になり、慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスを経由して平塚市方面および相模線の倉見駅(寒川町)までの延伸構想があります。延伸が実現するかどうかは未知数ですが、相鉄・東急直通線開業後の輸送実績次第と言えるかもしれません。
 
 
あとがき  
私が横浜市営地下鉄ブルーラインの湘南台駅で下車(乗車)したのは2004年、2009年の計2度です。2004年はブルーラインの乗りつぶしのため、2009年はブルーラインの車窓風景撮影および全駅確認のため、終着駅ゆえにいずれも改札を出ています。郊外ですが地下駅で、構内は島式ホーム1面2線と小規模でしたが、下層に相鉄駅が、地平部に小田急駅があり、湘南台駅は藤沢市の北の外れにありながら一大ターミナル駅になっています。また、計画都市だけあり駅前には整然とした市街地が広がっていました。
  
ブルーラインで当駅入りする場合、東京(新宿)からですとJRの湘南新宿ライン南行で戸塚駅まで行き、横浜市営地下鉄ブルーラインの湘南台行きに乗り換えて終点下車です。手前の横浜駅でもブルーラインに乗換可能ですが、戸塚経由が一番早いです。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと新大阪駅から東海道新幹線で新横浜駅まで行き、横浜市営地下鉄ブルーラインの湘南台行きに乗り換えて終点下車です。新横浜駅から結構時間がかかりますが、乗換なしで目的地へ行けるため楽です。他のルートは乗換回数が増加します(運賃的には横浜市内駅である戸塚駅までJRで行くのが一番割安ですが…)。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、他社線の駅改札外や駅前に多数のコンビニがあり、飲食店も駅や駅前にチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
  
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。横浜市営地下鉄ブルーラインを乗り鉄の際は、湘南台駅ですぐに乗り換えたりせずに、一度は駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:横浜市交通局のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)