懐かしのエンドウのNゲージのキハ35です。プラでなく真鍮のモデルです。
当時はエンドウから発売されていましたが、何の因果か後にTOMIXから発売されることになろうとは。
我が家にも記念碑的に残っていますのでこの機会に改めて見てみようと思います。
※今回の製品はかなり手を加えていますのでご了承下さい。
当時としては貴重なキハ35の完成品でした。
桜井線や奈良線で親しんだキハ35系のモデルを手にしたくて当時としてはちょっと値段が高かったのですが(M車で4,400円)誕生日に買ってもらったのを覚えています。(子供の頃は誕生日やクリスマスなどのイベントでM車を増やすという・・・)
エンドウはHOゲージの真鍮モデルを多く発売している(今もです)メーカーですが、一時期Nゲージの真鍮モデルを発売していました。
ラインナップはDD51やEF58、それにSLの9600など多岐にわたり、0系新幹線や近鉄のビスタカー30000系なども発売していました。
またレールはHOの道床付き線路をそのままNゲージサイズにしたようなものを発売していました。
このレールの道床が真鍮で、絶縁が剥がれてショートしまくったのも懐かしい思い出です。
ドアや窓もディティールがのっぺりした感じで立体感が物足りず。
ドアは別メーカーのパーツを貼り付けました。
窓ガラスはプラ板にサッシを印刷した1枚ものを屋根に沿わせて曲げただけというものが入っていましたが、サッシも別パーツに透明プラ板を貼り付けたものに交換しています。(ペアーハンズのキハ35ディティールアップパーツ:N702)
当時は気に入っていて、KATOのキハ25などと混結してよく走らせていましたが、時代とともに物足りなさを感じるようになってきたのですが、例によって
今時のモデルに近づけるべく色々と手を加えてはいます。
このモデルは完全に車体を分解したら1枚の真鍮板になってしまいます。
側面から見たら全く繋ぎ目が無いのですが、実は前後の貫通扉の中央で車体を組み立てています。
何とか継ぎ目を消そうとしましたが( ´∀` )
ヘッドライトの上あたりに切れ目があるのが分かってしまいます。
ヘッドライトは銀河モデルの1灯シールドビームです。
後部の貫通扉を見れば一目瞭然。ここは目立たないからよしとして。
台車もKATOのDT22に代えてしまいました。
元の台車は紛失してしまってありません。
台車の固定はマイナスねじにスプリングで固定しています。
(ネジとスプリングは製品オリジナルのものです)
エンジン部には「エンドウ」の文字が。
床板はプラでグレーの成型ですがわざわざ手塗りで黒にしています。(何で?)
カプラーはキハ58系をSPタイプに代えた時の余りもののTNです。
乗務員ステップもキハ58系のスカートの残り物です。
屋根はこんな感じです。グローブ型ベンチレータも真鍮ですがよく出来ています。
屋根は元々工作物が少ないのですが、無線アンテナはKATOのものを取り付けています。
信号炎管は銀河モデル製です。
そして、エンドウのNゲージは紙ケースに入っていたのです。
HOゲージみたいで恰好いいですよね。(一部破れてますが)
ラインナップはキハ30にキハ35、キハ35-900が有りました。
それぞれ、一般色、首都圏色があり、900番台はステンレス地でした。
箱の内部はこんな感じです。インサートも紙を折り曲げたものです。
今思えばエコですねー。
これみよがしに「真鍮製」と書かれています( ´∀` )
比べるのもアレですけど、HGのキハ30と並べてみます。
エンドウのは正面窓位置がちょっと上すぎたんですね。
当ブログ2回目の登場、和歌山線のキハ35。五条駅にて。
最後までご覧いただきありがとうございました。