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【貨物線】本牧線の各列車について知っていることまとめ【神奈川臨海鉄道】

 私は臨海鉄道が好きで定期的に訪れているのですが、数年かけて回っているうちに知っていることもある程度増えてきました。

 

 今回は、神奈川臨海鉄道本牧線で運行されている各列車について知っていることをまとめたいと思います。

 

本牧線とは

 まず本牧線についてですが、京浜工業地帯の鉄道貨物輸送を目的に1969年に設立された神奈川臨海鉄道の横浜港の本牧ふ頭駅と根岸駅を結ぶ路線です。

 

 貨物専業で旅客輸送はしていません。

定期列車

 まずは平日、土曜日に設定されている定期列車について書いていきます。

51レ

 51レは根岸線貨物5681レからの継送で、根岸駅から横浜本牧駅まで運行する列車です。

 2020年以降、試運転貨車が連結されるようになったのが話題になり、基本的に平日、土曜日の運転です。

 

 なお、そのうち平日の火曜日から土曜日までは海上コンテナ列車と併結されています。

 

 海上コンテナは2014年半ばから設定されており、それ以前は交検のコンテナ貨車か、後述の機関車甲種輸送がある時にのみ運行されていました。

 

 ですので、かつては時刻表に列車としての記載がありながらも実際にはなかなか運行されないというレアな列車でした。

 

 2024年以降、40ftの海上コンテナを連結するようになったようです。

 機関車甲種輸送は、本牧線で稼働する機関車を検査の都合で川崎の車庫に移動させる必要がある場合に運行があり、その週の月曜日に代替の機関車が川崎から輸送されます。

 

 頻度としては1年に1回あるかないかという程度です。

52レ

 52レは51レの折り返しで、横浜本牧駅から根岸駅まで運行する列車です。

 2020年の改正以降、試運転貨車が連結されて連日のように運行しています。

 2020年の改正以前は、時刻表にも単52レと書かれている通り単機での運行で、運行頻度は、平日の火曜日から土曜日にかけての毎日でした。

 

 さらに2014年半ば以前は非常に少なく、いわば臨単状態でした。

 

 なお、2020年以降も単52レとしての運行は完全になくなったわけではなく、年末年始など貨物運休期間の前後や51レで連れてきた試運転貨車群が不具合で直ちに折り返せない場合などに発生するようです。

53レ

 53レは根岸線貨物の1153レからの継送で、根岸駅から横浜本牧駅まで運行する列車です。

 いまの本牧線の主役と言うにふさわしいコンテナ列車であり、機関車次位から11両が横浜本牧行き、後方9両が本牧埠頭行きとなります。

 

 多くの場合、横浜本牧行きが積載率が高く、本牧ふ頭行きは半分未満という印象を受けますが、曜日によって積載率は異なっているようです。

151レ

 151レは横浜本牧駅から本牧ふ頭駅まで運行する列車です。

 基本的には53レの編成の一部を継送して運行される列車で、積荷の状況によっては運転しない日もあります。

 

 運転するかどうかの簡単な見分け方としては53レの機関車次位から12両目以降にコンテナが載っているかどうかを確認する方法があります。

 一方で53レに積荷がなかったからといって完全に運休かといわれるとそうではなく、数年前に一度だけですが、単151レとして運行したのを見ました。

 

 時刻は53レが横浜本牧駅に到着して入換後準備出来次第の運転ですので、時刻表の時刻よりもやや早めに運行されることが多いです。

 

 記録を見たところ151レ、152レ、153レ、154レの運転、積荷の状況は曜日によってある程度パターンがありそうです。

単152レ(旧152レ)

 単152レは151レの折り返しで本牧ふ頭駅から横浜本牧駅まで運行する列車です。

 

 2024年より単機列車化されました(『2024貨物時刻表』より)。

 基本的には単機列車で、時刻表よりも早めに運行されます。

 

 152レ時代には、数年前に一度だけ、単機ではない本来の意味での152レとしての姿を見たことがあります。

54レ

 54レは根岸線貨物5692レへの継送で、横浜本牧駅から根岸駅まで運行する列車です。

 執筆時点では、平日の月曜日~平日の金曜日まで海上コンテナを積んだ3両編成の発送があります。

 なお、2014年半ばの設定当初は2両編成でした。

 また、稀に52レで直ちに折り返せなかった試運転貨車の返却列車としての役割も担っているようです。

 そして1年に1回あるかどうかという頻度の川崎への機関車入場甲種輸送運転時には、当列車が充当されます。

 

 設定された際の運転曜日は土曜日になります。

 なお、2014年半ばより前は上記の機関車入場甲種輸送か交検コンテナ貨車があるときにのみ運転とレアな列車でした。

単55レ

 単55レは54レの折り返しで、根岸駅から横浜本牧駅まで運行する列車です。

 こちらも基本的には平日の月曜日~平日の金曜日に運転され、機関車入場甲種輸送運転日の土曜日にも運転されています。

 

 54レとセットで運転されるようですので、2014年半ば以前はレアな列車でした。

単153レ(旧153レ)

 単153レは横浜本牧駅から本牧ふ頭駅まで運行する列車です。

 

 2024年より単機列車化されました(『2024貨物時刻表』より)。

 基本的には次の154レとして56レに連結するコンテナ貨車を迎えにいくための送り込み列車のようです。

 

 単機回送の場合は、時刻表より早めに来ることがあります。

 数年前に一度訪問した際には、コンテナ編成が連結されていましたが、5両編成と短いので、53レ・56レに使用される貨車とは別の、横浜本牧駅本牧ふ頭駅間限定の編成かもしれません。

154レ

 154レは153レの折り返しで本牧ふ頭駅から横浜本牧駅まで運行する列車です。

 56レに連結される9両編成がつながります。

56レ

 根岸線貨物1152レへの継送で、横浜本牧駅から根岸駅までの運行です。

 午前中の53レの横浜本牧駅発版という形で、本牧線のもう一つのメインともいえる列車だと思います。

 

 時刻が夕方のため、冬至の頃に訪問すれば本牧線では珍しい夜の風景が収められそうな気がしています。

臨時列車

 基本的に休日運休となっている本牧線ですが、不定期で臨時列車も設定されています。

9051レ

 9051レは根岸線貨物※レの継送列車で、根岸駅から横浜本牧駅まで運行する列車です。

 (※年度によって列車番号が異なる場合があるため非記載)

 荷は甲種輸送車両であり、近年では東京メトロ銀座線、丸の内線、横浜市交通局ブルーライングリーンライン都営地下鉄大江戸線の車両などが輸送されています。

 

 運行頻度としては1~2か月に1度程度で、記録を確認したところ恐らく2014年後半頃からこの位の頻度となっているようです。

 

 2014年後半頃から運転頻度が上がっている理由として、従来から神奈川臨海鉄道で行われてきた甲種回送のメインが千鳥線から本牧線に移った点が挙げられます。

 

 なお時刻は、2009年当時の53レと概ね同じになります。

単9052レ

 単9052レは、9051レの折り返しで、横浜本牧駅から根岸駅まで運行する列車です。

 時刻は、2009年当時の単54レと概ね同じとなりますが、横浜本牧駅での入換が終わり次第運転のようです。

遅9051レ?

 遅9051レ?は根岸線貨物※レの継送列車で、根岸駅から横浜本牧駅まで運行する列車です。

 (※年度によって列車番号が異なる場合があるため非記載)

 9051レ同様、荷は甲種輸送車両になります。

 

 時刻は、少なくともここ数年間の時刻表には非掲載のものとなっています。

 

 書籍の記録を見るに直近では2006年に横浜本牧駅根岸駅間で16本/日の運行本数があったらしく、この位の時期の時刻表の中には類似の時刻の列車があるのかもしれませんが詳細は不明です。

遅単9052レ?

 遅単9052レ?は、遅9051レ?の折り返しで、横浜本牧駅から根岸駅まで運行する列車です。

 こちらも遅9051レ?時刻は、少なくともここ数年間の時刻表には非掲載と思われるものとなっています。

 

本牧線の各列車について知っていることまとめ

 今回は神奈川臨海鉄道本牧線で運行されている各列車について知っていることをまとめてみました。

 

 総じていえるのはどの列車も魅力的だということだと思います。

 

 少しでも参考になる情報がお届けできたなら幸いです。

 

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 最後までブログを読んで頂き、ありがとうございました。

 

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