新京成電鉄は3月18日から、新京成線・京成津田沼～北習志野（千葉県）の相互利用区間を実質値上げする。
現在の京成津田沼～北習志野はIC168円・切符170円だが、3月18日以降はIC178円・切符180円で10円の値上げに。定期運賃は1カ月の場合、通勤が現在の5950円が6360円になり410円の値上げ。通学は220円値上げの3430円になる。
この区間は所定の運賃より安い特定運賃が設定されているが、新京成電鉄は昨年2022年9月9日、特定運賃を今年2023年3月18日に廃止することを国土交通省の関東運輸局長に届け出ていた。これにより3月18日以降は所定運賃が適用される。ただし3月17日の終列車前までに購入した定期券は特定運賃の廃止後もそのまま利用できる。
新京成電鉄は特定運賃の廃止について、新型コロナウイルス感染症の影響による事業環境の変化などを踏まえたとしている。
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