20日の沈黙を破って、2023年初のブログ更新となります。
相変わらずスランプ状態が続いており、旅行記ネタ記事が進まなくてスミマセン。
しかし…このネタにはどうしても触れておきたくて、フデ(いや、💻のキーボードだろ💦)を執らせて頂きます。
鉄道ファンの皆様ならもうご承知でしょうが、本日20日のJR北海道プレスリリースにて、3月17日を以て定期運用から離脱するキハ183系の『ラストラン企画』の内容がいよいよ発表されました(詳細は下記リンクを参照↓)。
~「いまこそ輝け!北のキハ183系」キャンペーン 第5弾<FINAL>~
以前のプレスリリースにも発表されていた通り、2023年1月下旬にラストラン企画を発表するとの事だったので、一体どんな運転形態になるか気にはなっていましたが…?
まず最初を飾るのが、3月25日(土)の上り『北斗』(札幌→函館)。
翌26日(日)がその帰りの運用となる下り『ニセコ』(函館→札幌※藤城・山線経由)。この列車のみ、元々定期列車ではなく臨時列車としてN・NN183系を使用した列車でした。
そして次週4月1日(土)、2日(日)が『サロベツ』(札幌~稚内※1日が下り、2日が上りで1往復運転)。
その後、ボッタ…もといクラブツーリズムによるツアー団体用の臨時列車を挟んで、いよいよ4月9(日)・10(月)の『オホーツク』(※札幌~網走。コチラも2日間掛けて1往復する運転形態)でついに本当のラストランを迎える事となり、キハ183系の一般形の歴史に幕を下ろす事となりそうです。
(※ニセコ号を除く3列車の写真は定期運転時のモノ)
というワケで、いよいよ『北のキハ183系』終焉に向けたカウントダウンが始まってしまったのですが、いつかはその時が来る事を承知していても、私がホンモノの『鉄道少年』だった頃から長い間親しんできたキハ183系の歴史に幕を下ろすという現実を受け入れなければならないのはとてもツラい事であり、いよいよ趣味人生のひと区切りを付ける時が来たのか…という思いです。
ただ、ラストラン企画において、函館~網走を結んでいたロングラン特急『おおとり』のリバイバル運転が結局叶わなかったのは残念でなりません。わずかな期間ではありましたが、末期はN183系の先頭車が0番台と混結して使用されていた事もあったので…。私自身、おおとり号自体は部分的にしか乗った事がなかったため、一度全区間を通しで乗ってみたかったです。
また、上写真で紹介した復刻塗装色のキハ183-8565のみ特別にセットされたHMには『おおぞら』『とかち』も含まれていましたが、結局ラストラン企画の中に含まれる事はありませんでした。やはり乗務員確保や習熟の問題からなのでしょうが、期待していたファンにとってはさぞかし落胆されたであろうかと。そもそも、キハ183系の歴史は『おおぞら』から始まったのですから…。
とはいえ、長年キハ183系(特にN・NN183系のほう)に親しんできた私にしてみれば、是が非でもラストラン企画の列車には全て乗ってみたいです。熾烈な10時打ち争いもかなり苦戦させられるのは必至ですが(北海道民に愛された車両だけに、ラストラン企画の列車は本当に思い入れのある人にこそ乗って欲しい)。既に引退が発表される以前から、私はN・NN183系使用の特急には数えきれない程乗っており、先日は『HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス』(LOVEパス)を使用し、1枚あたり全ての有効日において『オホーツク』『大雪』いずれかの列車に乗る事を敢行し、勿論ハイデッカーグリーン車と『かぶりつきシート』も満喫してきました。「一体何回乗れば気が済むんだ!?」なんて言われても仕方ありませんが、2月からまたまたLOVEパスの再発売が開始されるとの事で、定期運行終了までの間はできるだけ乗っておきたいです。
また、同じキハ183系の中でも、JR北海道最後のリゾート列車となってしまったノースレインボーエクスプレス(NRE)のラストラン企画も発表されましたが、例によってえげつない程のボッタクリツアー(※JR北が自らツアーを企画してボッタクるのなら何も文句は言わない!)、しかも札幌発着のツアーよりも道外客メインで募集しているようで(阪急・クラツー共々HPを開くとシツコイ位広告バナーが表示されるので見る気にもならず)、残念ながら乗る事は叶いませんが、11月に実施されたメモリアル運転の全列車に乗れただけでも満足…強いて言えば、正真正銘ラストランとなってしまう4月30日の網走→釧路には乗ってみたかった…。釧網本線をリゾート列車で走り抜けるというのは、この上ない贅沢ですから。
ともあれ、キハ183系列の誕生から44年、現在も活躍している国鉄最末期に登場したN183系からだと36年余りの歴史もいよいよ終わりを迎えようとしている中で、全国各地から乗り鉄や撮り鉄に訪れるファンも既に多くいらっしゃいますが、何度も申し上げるように我が物顔で北海道の鉄道を荒らす事のないよう、皆様には節度を持った行動をお願いしたいです。