今回のお題は富山県高岡周辺の城端線・氷見線を走るキハ40系です。
氷見市出身の藤子不二雄(A)氏のオリジナル作品「いきいき富山夢列車」「忍者ハットリくん氷見を飛ぶ」をラッピングした高岡鉄道部の忍者ハットリくん列車の3両セットです2004年頃のイラスト列車です。
ハットリくんの愉快なイラストと城端線・氷見線を走るキハ40系ということで購入しました。
キハ40 2135,2136,2137の3両です。
3両それぞれラッピングが異なります。
左からキハ40 2135,2136,2137の順です。
反対側の前面は幌が付いていますが、歪み易いのが難点です。
ちなみにカプラーはTOMIXのTNカプラーに交換しています。
上のケースの実車写真と比べてどうですかね?
ちょっと似てないんですよねえ、残念ながら・・・・
気を取り直して側面から。
ハットリくんと仲間が鰤に乗ってる様子と、反対サイドは立山連峰をバックに空を飛んでる様子が描かれています。
印刷は流石にマイクロエースで綺麗に各車キマッっています。
キハ40 2135
キハ40 2136(M)
キハ40 2137
さすがにここまで拡大するとイラストも厳しいかと思いましたがまだ見れる範囲です。
所属標記「金タオ」も読み取れるレベルです。
サボ受け周辺の色抜けがあるのが残念ですが、全体的にピンクのグラデーションの表現としては綺麗だと思います。
バックの立山連峰も綺麗に描かれていますね。
ワンマンのスピーカーは印刷で表現されていますが、これはこれでいいと思います。
ドア上には禁煙車のステッカーが。今は全車禁煙車なのでこのようなステッカーも見なくなりました。
水タンクはもうちょっと背が高いほうが・・・
ちなみにTOMIXのキハ40 2000更新車(岡山色)です。
ディティール表現はメーカーの個性の出るところか・・・
水タンクがねえ。
車体中央部、一杯まで寄ってみました。
「キハ40 2136」は文字色の都合で読みにくいですが綺麗に印刷されています。
ハットリくんのイラストも( ´∀` )
じゃあ前面も比べてみようってことで。
写真の撮り方もありますけど、マイクロエースはやや面長、TOMIXは正方形に近くややずんぐり。
前面もハットリくんのイラストは綺麗に印刷されています。
「🄫藤子スタジオ」の文字も。
前サボのサイズ(縦横比)がとても残念です。
屋根から。
屋根はクーラーと水タンクが別部品で付いています。
更新車なのでベンチレータは撤去済みです。
無線アンテナや信号炎管も製品状態で取り付け済みです。
キハ40 2135だけ屋根の塗分けが違いますね。
屋根一体ボディーの強みで塗り分け以外のパーティングラインが出ません。
床下から。
キハ40 2136がM車ですが床下表現はあっさりしています。
全車両側のヘッド・テールライトが点灯します。
ON/OFFスイッチは台車の下に隠れていますが、分解しなくてもスイッチは操作できます。
また、TNカプラーは台車のカプラーを外すだけで車体側は無加工で取り付けが出来ます。
車内の様子。
M付き車は座席の造形はありませんでした。
T車のほうはセミクロスシートです。
213系マリンライナーと違ってライトユニットはM車T車共通になっていますし、LEDを使用しています。
付属のステッカーは前面方向幕とワンマン表示です。
普通の高岡色と共通のみたいです。
取説はペラ1枚です。
カプラーや室内灯のオプションの説明もなく。
付属品はケースのポップをめくったところに幌が付いていました。
さて、今回は氷見線、城端線を走ったキハ40のハットリくん列車をご紹介しました。
現在も違うイラストでハットリくん列車は走っていますが、まだ現物を見たことが無いのでぜひとも高岡を訪問したいと思っています。
他にも個性的なラッピングを施されたキハ40も見たいですし。
LRT化も検討されているらしい両線のキハ40が交代する前に、富山県の風景とともに写真に収めたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
<おまけ>
車両ケースの裏もハットリくんでした。