2023年1月19日追記
5500番代がなぜか5000番代になっていたため一時非公開にしていました。
今回は、E257系のこれまでの解説と、これからの運用を予想していきます。
①E257系のこれまで
2001年、中央線特急用としてデビューし、先輩のE351系と共にあずさ、かいじ号、その他中央線を走る様々な有料列車の運用を受け持っていきました。
そして約20年ほどたった2018年、E351系の置き換え用、E353系がデビュー。
お役御免となったE351系は、中央本線から去り、同時に引退していきました。
そして2019年、E257系にも順番はやってきました。
2019年で、E257系は中央線での定期運用を終了しました。
さてどうしましょう、車齢が若いためまだ引退させることもできず、どこかに転用させるしかなくなりました。
②完璧な置き換え
そんなE257系に救いの手が。
丁度、伊豆の特急、踊り子号に使用されている185系が寿命を迎えていました。
置き換えられたE257系。
今度は置き換えに行きました。
③2000番台、2500番台、5500番台誕生
そして2020年3月、世の中がコロナで大パニックになっている最中、E257系はひっそりと運用につきました。
185系の置き換えが始まったのです。
それも今までの0番台ではありません。
踊り子用にリニューアルを加えた2000番台、設備は一緒だが修善寺用の2500番台が誕生し、往年の185系と同じ運用体制になりました。
ただし、未だ0番台として臨時運用につく3編成がありました。
(まぁ細かく言えば房総からも取ってきてたのですがね… あんまり深くまでは言いません。)
しかし2021年、この編成たちも改造を受け、5500番台として今までと同じく、定期運用につかない波動用として生き残りました。
武田菱として親しまれた0番台は様々な番台となり、姿を消しました。
④185系完全置き換え&5500番代の新たな居場所
2022年3月で、踊り子号から185系が撤退しました。
同時に185系は定期運用を失い、引退する編成も現れました。
そして2023年ダイヤ改正の概要が去年に発表され、どうやら草津号にもE257系を導入させるようです。
同時に活躍してきた651系を置き換える様。
しかしこれには多くの謎が。
どうやら波動用の5500番台を導入させるようですが…
⑤現実味がなさすぎる5500番台草津号転用
これ、謎しか残りません。
そもそも…
波動用だしそんな編成量がない!
現在651系は草津号、あかぎ号、平日のビジネス輸送を補うスワローあかぎ号、年末年始に臨時で走る水上号の運用をこなしています。
そして651系は6編成が運用についています。
さて、E257系5500番台はどうでしょう。
波動用で余った編成を改造したので…
なんと3編成しかありません!
どうすんでしょう。
おそらく筆者の予想では、ダイヤ改正後も651系を残し、一部をE257系5500番台に置き換える程度におさまるのではないでしょうか。
しかしこれからはどうするのでしょう。
車齢20年のE257系ですが、新しく作るにしても差が開きすぎています。
はたまた踊り子運用から一部を引っこ抜いて来るのか、はたまた大幅減便&特急料金アップをして運用を持つのか…
しかし大幅削減なんてしてしまっては、ただでさえ少ない高崎線特急の立場が崩れかねないと思うんですよね。
果たして、どのような道を辿るのでしょうか。
⑥E257系も寿命は長くないかも
E257系も運行開始から20年経ちました。
いくら改造したとはいえ、踊り子号は海風を浴びて車両が痛みます。
そして草津号も山を進むので、車両が傷つく可能性もあります。
長くても10年程な気がします。
⑦もしかして!?
高崎特急の運用を補う車両を予想
ここからは筆者の予想です。
真に受けないで下さい。
房総特急255系
2024年ダイヤ改正で引退が噂されている255系が運用に入るかもしれませんよ。
255系は5編成存在していて、その内2〜3編成を転用すれば運用を補えるかも。
房総特急E257系500番台
同じく房総特急の同形式、E257系500番台を転用するかも。
E257系改造族にとってはこの500番台は兄弟のような存在です。
顔は違えどれっきとしたE257系です。
あり得るのではないでしょうか。
日光、鬼怒川特急253系1000番台
日光、きぬがわ号の運用についている253系が転用するかもしれないですよ?
全2編成で、一応運用は補えます。
しかし普通に寿命の車両でもあるので、流石にないか。
以上、筆者の意味の分からない運用予想でした。
果たして、どのような道を辿るのでしょうか。