(2023年で5年目を迎える人気車両)
「【旅行記】WE銀河紀南」のメインとなる「WE銀河・283系」乗車ツアーの部分はこれまで取り上げてきましたが,この旅行では上り・下りの移動にも多くの要素を取り上げています.
これまでの旅路
新岩国→広島 こだま838号
この旅の最初の列車は「こだま838号」です.新岩国駅を8:02に発車するこの列車は観光にも通学・通勤にも便利な列車です.車両は500系V2編成です.V2編成は2014年から「プラレールカー」「TYPE EVA 500」として特別に改装され,基本的に博多南〜新大阪を1往復のみ行って大切に運用されています.「ハローキティ新幹線」に改装されたのは2018年のこと,気がつくと「TYPE EVA 500」より長く走っていました.
ちなみに,筆者の「ハローキティ新幹線」の乗車は初めてではありません.
全ての車両にハローキティの装飾がありますが,特に2号車のそれは必見です.記念撮影スペースまであります.枕カバーは白ベースの他に青ベースのものもあります.平日の通学・通勤に便利な時間帯であることから利用者はそれ相当に多いです.
1号車はフリースペースです.さらに広々とした撮影スペース,ハローキティグッズを販売するカウンターがあります.
(飲食物の販売は少なめです)
専用の車内メロディがなり,車窓には太田川が映ります.なんだかんだで広島に到着しました.
この後もゆっくりと東に向かうことになります.
広島→岡山 のぞみ6号
広島→岡山は「のぞみ6号」であり,N700Sの2次車である「J19編成」でした.
2022/10現在,山陽新幹線で車内販売が行われている列車は「博多駅まで直通する『のぞみ』」(とハローキティ新幹線)のみです(*).西九州新幹線の開業を記念して長崎カステラが販売されており,「かもめ」に乗っているような気分になりました.一駅ですのでここでは自由席利用です.
(*):広島駅発着ののぞみではグリーン車のみワゴン販売があります.
新幹線の利用は岡山までです.次回は,なぜ新幹線の利用を岡山までにしたのかを紹介します.
続く