水沢江刺駅訪問 | 乗りつぶしに行ってきた!

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東北新幹線水沢江刺駅に到着しました。

 

 

ホーム構造は2面2線の高架駅で、

 

 

東北新幹線の開業時(上野盛岡)では設置されていなかったわけですが、

地元からの請願とこの当時は北海道まで新幹線が延伸した際に夜行運転の構想があり、

構想が現実になった場合はこの辺りに駅を設ける必要があったため1985年に開業されました。

 
1番線が盛岡新青森方面の下りホームで行き先が書かれていないのに対し、
 
 
2番線は仙台東京方面の上りホームでしっかりと行き先の記載があるのは気になりました。
 
 
下りホームから望む盛岡方で、
 
 
こちらが東京方。
 
 
上りホームに移動して、こちらが東京方。
 
 
盛岡方も撮影して、くりこま高原訪問時と同様に盛岡方の見晴らしが素晴らしいのは偶然なのか?こちらも気になりました。
 
 
改札までの動線はくりこま高原よりもさらにシンプルで、
 
 
改札を抜ければ左右にホームへ通ずる階段・エスカレーターが設置してあります。
 
 
そして、SHOHEI OHTANIの応援フラッグが嫌でも目に入るわけですが、
大谷さんの出身地は岩手県奥州市ということで同じ市内に駅がある水沢江刺に特大フラッグが飾られているわけです。
 
 
駅舎は東口と西口にあり瓦屋根に白壁を配置し落ち着いた牧歌的な雰囲気を表しているそうですが、
残念ながら訪問した2022年10月時点では改修工事に入っていて、工事用の布で覆われていたためにその全貌はよくわからないままでした。
 
 
東口はロータリーになっているわけですが、
 
 

名産の南部鉄器が置かれていて、取っ手の部分には奥州市周辺の見どころが紹介されていました。

どの名所も20km以上離れたところにあり奥州市の広さがよくわかる案内でした。

 

 

駅名についてですが、開業当時(1985年)は奥州市はまだ存在せず、水沢市に設置されるために当初は新水沢が駅名候補だったそうですが、

隣接する江刺市が新幹線を敷設するための用地(美田)を何haも提供したわけだから駅名は水沢江刺とすべきと異を唱え、

結局当時の岩手県知事から広域的な意味を表す水沢江刺が望ましいと回答があって、駅名論争は収束しました。

結局30年後の2006年に水沢市も江刺市は合併し現在は奥州市となったわけで、個人的には現市名の奥州に駅名を変えた方が醜い争いの歴史を消すことができ、

どうせなら間違いなく歴史的偉人になるであろう大谷さんのフルネームを駅名に入れた方が将来的には見栄えが良くなるような予感がしました!