第1518回('22) 東武スカイツリーラインの全駅を制覇! | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
前回の続き…
 
2022年夏は、5週連続で乗り鉄・降り鉄を実行しました。
最後とな5週目はお盆休みで、8月11日~14日の3泊4日の日程で、関東地方と東海地方の乗り鉄・降り鉄を実施しました。新型コロナウイルス感染の第7波の真っ最中でしたが、3回目のワクチンを打っていた私は感染対策を徹底した上で今回の旅行を敢行しました。
関東地方では近年中に6両編成から5両編成に短縮され、それに伴いホームの立入禁止エリアが増加すると思われる東武アーバンパークライン(東武野田線)の降り鉄が中心になり、東海地方では飯田線の全駅訪問へのチャレンジをいたしました。
また、全体的に天候には恵まれたものの、3日目には台風8号が東海地方と関東地方を襲ったため、予定変更を余儀なくされました。
 
今回は2日目、8月12日後半の内容です。
東武野田線の全駅制覇後、当初は大宮駅から東京へ移動する予定でしたが、かなり早く大宮駅に着いたため、急遽行程を組み直して、午後は東武スカイツリーラインの未訪問駅を下車していくことにしました。そしてこの日は東京・御徒町で宿泊しましたが、その道中で運行トラブルに遭遇してしまいました…。
  
今回の日程  2022年8月12日  (金)   【後半】     
  
大宮1204(東武アーバンパークライン)1225春日部1235(東武スカイツリーライン)1237一ノ割1257(普通)1259武里1330(普通)1332せんげん台1417(普通)1419大袋1453(下り普通)1511北春日部1542(普通)1544姫宮1614(普通)1617東武動物公園1700(上り急行)1712せんげん台1716(普通)1742竹ノ塚1802(普通)1817北千住1910(東京メトロ日比谷線)1921仲御徒町    
  
【宿泊】     
 
大宮駅前で昼食後は、東武スカイツリーラインへ移動すべく東武アーバンパークラインの電車に乗車して春日部駅へと戻ります。東武の改札を再入場して、12時04分発の普通・春日部行きに乗車しました。車両は新型の60000系6連で、私は最後部車両に乗り込みましたが、発車間際だったため、改札に近い最後部車両は乗車率が高く、全席が埋まっていました。私はドア脇に陣取り、道中は車窓風景を眺めていましたが、3駅目の大和田駅で空席が発生したため、私は着席して引き続き車窓風景を楽しみました。そして12分の乗車で普通電車は終点の春日部駅に到着しました。
 
 

 
春日部駅は2年ぶりの下車となります。高架化工事中で解体された建物もありましたが、構内は2年前と大差ない状況だったため撮影は最小限にとどめ、乗換のため跨線橋を渡って東武スカイツリーラインの上り1番線へと移動しました。
そして12時35分発の上り普通・中目黒行きに乗車しました。車両は東京メトロ日比谷線の13000系7連で、私が乗り込んだ最後部車両はガラガラでした。私は着席してしばし車窓風景を楽しんで、1駅目の一ノ割駅で下車しました。一ノ割駅は相対式ホーム2面2線の駅で、上り線ホームの浅草方(南側)に古びた駅舎があります。駅前は住宅街で、広い道路が見られませんでした。
 
 

 
一ノ割駅からは12時57分発の普通・中目黒行きに乗車。今度は東武の70000系(70000型)7連で、最後部車両はガラガラだったので着席し、道中は水分補給をしながら車窓風景を眺めました。そして私は次駅の武里駅で下車しました。相対式ホーム2面2線ですが、こちらは古い橋上駅舎を有していて、東西に出入口があります。西口が正面口で、細長いロータリーと駅前にある昭和感満載の2階建ての長い雑居ビル(上原ビル)が印象的でした。こちらも駅周辺は住宅街が広がっています。
 
 

 

 
武里駅では13時30分発の普通・中目黒行きに乗りました。東京メトロ13000系7連で、最後部車両はガラガラでした。道中は着席状態で車窓風景を眺めて過ごし、すぐに到着した隣駅の「せんげん台駅」で下車しました。せんげん台駅は急行停車駅で島式ホーム2面4線を有しており、緩急接続が行われます。1967年開業の比較的新しい駅ですが、開業時からの橋上駅舎は50年以上使用されており、リニューアルされているもののさすがに古かったです。西口は駅ビル「トスカ」と一体になっています。駅前は東西とも整備されていましたが、駅ビルがある西口側の方が栄えている印象でした。駅周辺は「千間台」と呼ばれる住宅街で、西側にはURの旧公団住宅があります。ちなみに駅名に「台」が付いていますが、駅周辺はほぼ平坦で、しかも標高4m程度の低地です。
 
 

 

 
せんげん台駅からは14時17分発の普通・中目黒行きに乗車しました。この電車も東京メトロ13000系7連で、東武線内なのにメトロ車への遭遇率が高いです。逆に日比谷線内では東武車への遭遇率が高く、それぞれの路線別記事や駅記事作成時には自社車両の写真を使いたいので困っていますw 最後部車両の車内はガラガラで、私は着席して水分補給をしつつ車窓風景を楽しみ、すぐに到着した大袋駅で下車しました。2面2線で、新しい橋上駅舎が覆い被さっていました。逆に橋上駅舎へ改築したと言うことは、1駅南の北越谷駅まで延びてきている複々線区間がもうこれ以上延伸されない事の裏返しでもあるのでしょうか? まぁ今後は輸送量が減るでしょうし、春日部や東武動物公園まで複々線区間を延伸することはないでしょうね…。話を戻すと、駅前は住宅街で、南側には昔ながらの狭い駅前通りが見られた一方、西口の正面には真新しいロータリーがあり、西へ広い道路が延びていました。
 
 

 
予定では大袋駅訪問をもってこの日の降り鉄を終えようと考えていましたが、15時にもなっておらず、3~4駅ならまだまだ訪問できそうです。このまま東京方面へ進むか、春日部以北へ戻るか考えましたが、北越谷駅以南の東武スカイツリーライン全駅を訪問済みだった事もあり、ロスを承知で北へ戻ることにしました。なので、次に乗車したのは下り電車で、14時53分発の普通・東武動物公園行きでした。車両は自社の70000系7連で、最後部車両は空いていました。私は着席して道中は車窓風景を眺めていました。1駅目のせんげん台駅では道を譲った急行列車から多くの人が普通に乗り換えてきましたが、最後部車両は半分の座席が埋まる程度まででした。その後は停車駅ごとに乗客が微減しました。春日部駅ではさらに乗客が減少し、車内はガラガラになりました。春日部駅発車後も東武スカイツリーラインを北上し、私は15時11分に到着した北春日部駅で下車しました。複線の内側に分岐した待避線のみに島式ホームを有する1面5線の駅で、駅北側に車両基地の南栗橋車両管区春日部支所があるため、当駅を始発・終着とする列車が設定されています。橋上駅舎を有していて、駅前は住宅地です。西口は駅前広場が整備されていましたが、東口は駅前広場の整備途上といった感じで、空地が目立ちました。
 
 

 
北春日部駅では15時42分発の普通・東武動物公園行きに乗車。70000系7連で、乗り込んだ最後部車両はガラガラでした。着席して水分補給をしながら車窓風景を眺め、次駅の姫宮駅で下車しました。スタンダードな2面2線の駅で、2001年完成の橋上駅舎が鎮座しています。駅前は住宅街で、西口側は住宅団地になっています。尚、「姫宮」と言うと東武鉄道のイメージキャラクターを思い出しましたが、姫宮駅で「姫宮なな」を見たのはトイレだけでしたw 記事作成時に改めて調べると、2021年11月をもって活動停止したそうですね。前年に訪問していればもっと「姫宮なな」に出会えてかもしれませんが…。
 
 

 

 
姫宮駅からは16時14分発の普通・南栗橋行きに乗りました。東京メトロ13000系7連でした。ガラガラの最後部車両で着席し、田園地帯も見られるようになった車窓風景を眺めて道中を過ごしました。そして私は1駅目の東武動物公園駅で下車しました。伊勢崎線と日光線の分岐駅で、東武スカイツリーライン区間の終着駅でもあり駅の規模は大きく、2面4線で商業施設を併設した大きな橋上駅舎を有しています。また、夏休みの訪問だったため東武動物公園へ遊びに行って帰ってきた風の客が多かったです。駅前は東武動物公園側の西口は駅前広場が整備されていて、西側には無印良品と東武ストアが入居する新しい商業施設がオープンしていますが、東側には空地があり、まだ開発の余地がありました。一方、東口側は駅が橋上化された以外は旧態依然としていて、駅前広場、駅前ともに非常に狭く、乗降客と駅前広場に出入りする自動車が輻輳していて危険でした。路線バスは独自の停留所用地を確保していて、一般車進入禁止になっていますが、駅前道路が狭いため、停留所に出入りするのに苦労する感じでした。
 
 

 

 
ここで結構いい時間になったので、まだ1駅くらいは訪問できそうですが、この日は東京・御徒町で宿泊だったため、東京へ移動する時間も考えてこの日の降り鉄はここ東武動物公園駅で打ち切りました。これから東京へと移動しますが、東武動物公園駅は東京から見て結構北にありますね…。
東武動物公園駅では17時00分発の上り急行・中央林間行きに乗車しました。東京メトロ半蔵門線を経由して東急田園都市線へ乗り入れる系統で、東武車への遭遇率が低いのですが、運良く(?)東武50050型10連に遭遇しましたw 私が乗り込んだ最後部車両は空いていました。着席して、車窓風景を眺めて道中を過ごしました。東武アーバンパークラインとの乗換駅である春日部駅での乗降は少なかったです。小駅を通過して都心方面へ急ぎますが、ふと私は急行が通過する竹ノ塚駅が全面高架化された事を思い出しました。まだ日没前であるため、ちょっと竹ノ塚駅へ立ち寄ることにしました。そして私は先ほど訪問した「せんげん台駅」で待避していた普通・中目黒行きに乗り換えました。車掌に聞いたら、竹ノ塚駅へはここで普通に乗り換えるように言われました。
 
 

 
せんげん台駅から乗車した普通・中目黒行きはロング・クロスの転換が可能なデュアルシートを備える70090型7連で、夕方ラッシュ時に運転される「THライナー」に使用するための送り込み運用と思われます。最後部車両の車内に入ると座席はロングシートに固定されていました。半分程度の座席が埋まっており、私はドア横の席に座りました。座席は背もたれが高いため、反対側の窓越しに景色を見づらく、私はドア越しに車窓風景を眺めつつ、少しずつ暗くなってきたためスマホも操作していました。夕方でもあり、乗客は少しずつ増えてきました。そして埼玉県から東京都に変わって1駅目の竹ノ塚駅で下車しました。高架化により内側の緩行線のみにホームを有する1面4線の駅になっていて、ホームドアが設置されています。仮駅時代は地下にあった改札は、高架下に移されています。また、駅そのものは新しくなりましたが、駅前は整備途上で工事が続いていました。まぁ完全高架化された事で、「開かずの踏切」問題が解消されたのは何よりです。
 
 

 

 
あとは御徒町へ移動するのみなのですが、再入場してホームへ上がるととても人が多かったです。駅員のアナウンスによると日比谷線の南千住~北千住において飛来物があったため遅れが出ているという事で、架線にでも引っかかったのでしょうか。特急や急行がバンバン通過する中、日比谷線と一体になっている緩行線はモロに影響を受けましたが、18時過ぎに上り普通電車がやって来たので乗車しました。本来は中目黒行きでしたが、この電車は北千住行きに変更されました。70000系70000型7連で、満員電車かな…と危惧していましたが、乗り込んだ最後部車両は意外にも混雑しておらず、少々残っていた空席に座りました。電車は18時02分に竹ノ塚駅を発車しました。結構暗くなってきたため、道中はスマホを操作していました。電車もはじめのうちは快調に飛ばしていましたが、梅島駅辺りからノロノロ運転になり、急遽終点になった北千住駅まで、普段ですと10分~11分のところ、15分を要しました。しかも入線したのは日比谷線と共用の3階ホームではなく、東武線専用の1階ホームでした。1階ホームに停車する70000系という、レアな光景を撮影できましたw 
 
 

 
当初は御徒町で夕食を……と考えていましたが、列車の遅れなどで腹が減ってきたため、北千住で夕食を済ませることにしました。改札を出てスマホで検索すると、西口側に中華料理の「福しん」を発見。商店街を少し歩いてから店に到着し、夕食を済ませました。
 
 

 

 
夕食後は北千住駅へと戻り、御徒町へは乗り換えがない東京メトロ日比谷線で移動する事にして、3階ホームへ。しかし様子がおかしいです。先ほどのトラブルが解消されたと思いきや、今度は日比谷線の霞ケ関駅にて信号トラブルが発生してしまい、ダイヤがさらに乱れていました。しばらくホームで待っていましたが、中線に入線した電車が先発するとの事で、最後部車両に乗り込みました。13000系7連で、ガラガラでした。また、東武線から電車がやって来なかったので、先ほどの架線飛来物と同様に東武線内にも影響が波及しています。この日の日比谷線はトラブル続きでした…。
私は車内で発車を待ちましたが、なかなか動きがありません…。が、しばらくすると電車が発車するとのアナウンスがあり、ホームにいた人が一斉に乗り込みましたが、満席にはほど遠い状況の低乗車率でした。
 
私が乗車した電車は東銀座行きとして19時10分に北千住駅を発車しました。この電車はスムーズな運行で、速度を落としたりはしませんでした。私は道中、ずっとスマホを操作していました。上野駅で大半の乗客が入れ替わったものの、空席がまだまだ残る状況でした。そして私は19時21分に到着した仲御徒町駅で下車しました。
 
 

 
下車後は地上に出て、コンビニで買い出しをしてからホテルへと移動して、チェックインを済ませました。そして入浴を済ませて、テレビを見ながらスマホを操作していましたが、この日は結構ハードだったため、21時半頃には寝落ちしてしまいました。
 
翌日は台風8号が関東地方に接近するということで、根本的な行程変更を迫られました。
続きは次回で。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません   
 
 
(参考:Wikipedia)