この記事は前編の続きです。
臨時列車 会津田島行き
発車の30分程前に、留置線からお目当ての列車が出てきました。
まさかこの幕をもう一度見る機会があるとは...
6050系の特徴の1つ、車内の幕です。
やはり6050系の幕は「会津高原尾瀬口」よりも「会津田島」の方がしっくりきますね。
下今市からの接続列車が来ましたが対面乗り換えではありません。新藤原は折り返しまで1時間以上あることが多いため折り返し列車は極力頭端式の1番線に入れたいのでしょう。逆に留置線からは4番線にしか入線できない構造なのでかなり使いずらい配線です。
雪が綺麗ですね。
野岩鉄道と会津鉄道の会社境界の会津高原尾瀬口駅です。2022年ダイヤ改正で定期の普通列車は全て同駅で系統分離されました。元々乗り換え駅としては作っていないのか1面2線のシンプルな構造です。
会津高原尾瀬口駅のホームは大変混み合っていました。しかし乗客の多くは臨時列車には乗りません。恐らくスキーの帰りでリバティを待っているのでしょう。
かつて野岩鉄道管轄だった名残で番線表示は緑色になっています。
ホームは6両分ありますが、定期列車は3両まで。臨時の夜行列車「尾瀬夜行」や「スノーパル」の一部列車が6両です。
改正前々日に来たときはこの中荒井駅て列車の撮影をしましたが、本日はここては下車しません。
折り返しは会津高原尾瀬口行きとなりました。会津高原尾瀬口で野岩線内の普通列車に接続後、折り返して会津田島に戻るようですが、どうせ同じ6050系2両で接続するなら統合した方が良い気がします。
臨時列車 新藤原行き
1時間後、先ほどの列車が会津田島に戻ってきました。
幕回しは会津田島→会津高原→会津高原尾瀬口→会津田島→新藤原だけだったのですぐに終わりました。会津高原は会津高原尾瀬口駅の旧称です。野岩鉄道には臨時(かつては定期)で中三依温泉行きもありますがこの場合はサボを掲出して対応するようです。
会津荒海で交換待ちのため停車します。
雪にライトが反射して綺麗ですね。
冬場のためもう外は真っ暗です。
地下駅の湯西川温泉でリバティの撮影をするつもりでしたが、疲れたのでやめました。
新藤原駅に到着です。
隣には野岩鉄道6050型のもう1つの編成である11003Fが止まっています。20400型の接続列車はすぐに発車していきました。先程と同様に構内踏切による乗り換えでした。
その後車掌さんが降りると臨時列車はすぐに回送されます。
1•2番線の駅名標は東武タイプです。駅ナンバリングの後付け感凄い...(外が暗いからこそ分かること)
3•4番線の駅名標は野岩鉄道タイプです。駅ナンバリングはありません。栃木県日光市のところがシールになっているのは、かつてこの辺り一帯が藤原町だったためでしょう。
やっぱ6050かっこいい...
リバティきぬ
1時間新藤原で待ち、満席のリバティ会津のデッキに立って鬼怒川温泉に移動。そして発車の30分程前に今回乗車するリバティきぬが入線してきました。
リバティはメイン運用の会津•けごん、りょうもう、ライナー以外ににきぬもあります。きぬはスペーシアの印象が強いですね。
ただ、スペーシアの後継のN100系スペーシアXは僅か4編成しか製造されない予定なので、スペーシア引退後はリバティきぬがさらに増加すると思われます。リバティには個室席やビュッフェ•カフェカウンターがないためスペースが増えるのは非常に残念です。
僕が乗車した時点ではなんと車内には誰もいませんでした。
しかし乗車の3分前あたりにドバッと乗車してきました。
リバティの自動放送は日本語の途中で肉声放送が被った場合、肉声終了後に英語放送から流れます。外国人に優しい仕様ですね。
鬼怒川温泉を発車します。放送でこの列車は満席ですと言われ、驚きました。その後新鹿沼でもたくさんの乗客が乗車し、僕の隣の席を含め本当に満席になりました。東武特急...恐ろしい...
この列車は下今市での連結がなく、3両編成のまま浅草へ向かいます。2023年ダイヤ改正ではリバティりょうもうの6両化が行われますが、こんなに混んでいるならリバティきぬも6両化した方がいい気がします。リバティ会津も満席だったので、リバティ会津を増発して鬼怒川温泉で増結とかをすればいい気がします。
春日部に到着です。栃木を出てからかなり長くかかりました。
北千住に到着です。
いかがでしたか。6050型の会津鉄道乗り入れ終了はかなりショックだったので、臨時列車ですが復活してくれてとても嬉しいです。今後もまたこのような臨時列車が運転されるといいですね。いつか6050型の会津鉄道の定期運用が復活することはあるのでしょうか...
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