皆さんこんにちは。ガサキ鉄道です。今回は10ヵ月ぶりに運転される臨時の6050系会津田島行きに乗るため会津に行きました。

 ただ折角会津に行くのに、それだけでは勿体無いので、会津若松にも行くことにしました。前編では会津若松に行って新藤原に戻ってくるところを、後編では臨時列車に乗車する話を書きます。

 リバティ会津


 北千住駅からリバティ会津101号に乗車します。6時台の列車ですが待っている人はかなりいました。ちなみにこの日は、この列車以外のすべてのリバティ会津が満席のようです。

 先日、リニアPCMレコーダーを購入しました。

 昨日は4時間半しか寝ていませんが、板倉東洋大前駅や、野岩鉄道線内の車内放送を録音したいので車内で寝るわけにはいきません。

 北千住駅の券売機には、リバティとスペーシアとりょうもうが書いてありました。

 しかし、特急ホームの案内には7月に廃車解体された350型が残っています。50年以上にわたり活躍をしていた車両ですが、1両も保存されなかったので残念です。

 車内のパンフレットには、早速8月に登場予定のN100系が書いてありました。

 500系のシートピッチは100系や253系より短いですが、実際に座ってみると思った程窮屈には感じず、むしろ丁度良く思えました。100系の方が異常に広かっただけで500系は決して狭くないんですね。

 乗車したリバティ会津101号は特急列車で唯一板倉東洋大前駅に停車します。板倉東洋大前駅は1997年に開業した新しい駅ですが、急行も停車します。かなりの人が降りて行きました。この駅に特急が止まる理由はゴルフ場ですが、降りていった方々もゴルファーの方なのでしょうか。

 同駅で20400型の普通東武宇都宮行きに接続します。2020年3月までは1日僅か1往復しかなかった宇都宮直通ですが、現在は東武日光線の約半数が東武宇都宮行きです。東武宇都宮駅には東武百貨店があり、JR宇都宮駅よりも街の中心に近いのですが、浅草発の準急は2006年、特急は2020年に廃止されました。

 あっという間に下今市に到着です。下今市には北斗星色のDE10が止まっていました。


 トイレに行ったついでに気づきましたが、今回乗車したリバティはトプナンでした。ローレル賞のバッチがありますね。僕は2016年に雑誌で東武の新型に関する記事を見てデザインに感動しました。

 鬼怒川線内に入ると、大谷川橋梁を渡ります。川が綺麗ですね。いつかここの河川敷で列車の撮影をしたいと思っているのですが、なかなか機会がありません。

 大谷向、大桑と立て続けに交換のために運転停車します。昨年3月までは両駅とも停車駅でした。どうせ止まるならドアを開ければいいと思いますがどうしてでしょうか。

 新高徳では20人くらいが降車しました。スペーシアの大部分が通過する駅なので利用者は少ないだろうと思っていたので驚きました。
 下今市を出てからずっと肉声放送なので野岩線内の自動放送を収録できるか心配でしたが、東武ワールドスクウェア到着時に自動放送が流れて安心しました。

 鬼怒川温泉到着前ですがもう乗車率が3割です。流石は6時台の特急ですね。
 新藤原から野岩鉄道に入ると、名物?の乗車券の確認が行われます。野岩鉄道線な各駅に改札がなく整理券箱等も無いため、発車後に車掌さんがその駅で乗ってきた人に乗車券を販売します。短編成だからできることです。但し新藤原駅は会社境界駅のため発車時に乗客全員の乗車券を確認します。
 新藤原から先はICカードが使えませんが、それを知らない外国人の方に車掌さんが身振り手振りで説明していて、かなり大変だと思いました。野岩鉄道がICカードに対応する日は来るのでしょうか。

 川治温泉で会津若松から鬼怒川温泉へ向かう上り快速AIZUマウントエクスプレスと交換します。

 最盛期には1日4往復(AIZU尾瀬エクスプレス含む)あった同列車は2022年3月以降1往復のみの運転となっています。かつては東武日光へ乗り入れる便もありましたが同改正で廃止されました。

 終点の会津田島に着きました。恐らく僕が見る今シーズン最初で最後の雪です。

 雪が積もるのを防ぐためか、線路下が空洞になっていました。

快速リレー号

 快速リレー号に乗り継いで会津若松に向かいます。現在、会津鉄道の会津若松以北の快速列車はこの1本のみです(先述のAIZUマウントエクスプレスは同区間で各駅に停車)

 西若松でかなりの乗客が降りました。会津若松市の中心は会津若松駅ではなく西若松駅だという話を聞いたことがありましたが、それは本当のようです。

 会津若松駅に着きました。僕は3年ぶりにここに来ました。発車メロディーを収録したかったのですが、僕が乗った列車が到着してから折り返しまでに発車する別の列車はなく、折り返しのリレー号の車内で収録しようとしましたが、鳴動しませんでした。

 会津若松駅の駅舎です。


 貨物ホームもありました。
 昼ごはんに蕎麦屋に入りました。立ち食いですが実際には真ん中に椅子があり、僕はそこに座って食べました。

 急いでいたのでシンプルなうどんにしました。

普通リレー号

 折り返しは普通リレー号に乗りました。会津田島でリバティ会津に接続しますが、列車自体はさらに先の会津高原尾瀬口まで走ります。

 写真に写っているのはお座トロ展望列車に改造された会津鉄道の初代車両、AT100型です。引退後に芦ノ牧温泉駅で保存させてれています。

 会津田島駅とリバティ会津

 リバティ会津138号浅草行きが入線してきました。乗車するのは新藤原までなので特急券なしで乗車できます。しかし満席のためデッキで立つ羽目になりました。どのデッキにも8人くらいいて満杯でした。

 2022年ダイヤ改正で野岩鉄道線内で1日2本あった快速が1本に、11本あった普通列車が僅か6本にまで減らされてしまい、普通に近くの駅まで乗車する人も特急に乗ってきます。コロナの影響での減便でしたが、2023年改正でも本数は変わらないようです。そもそも昨年3月に野岩鉄道6050系は1編成廃車(部品はクラウドファンディングの返礼品になった模様)されたため、現在普通列車に使えるのは2編成しかありません。

 発車まで時間があったので保存されているSLを見に行きました。

 C11型です。これを活かして「SL大樹あいづ」とかを設定する面白そうですが、屋外保存なので修復は困難でしょう。

 なぜか1番線の端っこだけ屋根があります。会津鉄道のロゴが描かれていますね。

 浅草から福島まで載っている時刻表です。東武野田線まで載せてくれるなんて凄いですね。ただ新潟や小出、直通先の地下鉄は載っていないようです。

 1時間以上デッキで立っていたので腰が痛くなりましたが、新藤原に到着です。

 ここからいよいよお目当ての臨時列車に乗りますが、長くなったので後編に続きます。


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