北急9000形 後期車 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

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大阪メトロ御堂筋線の北端、江坂から千里中央を結ぶ北大阪急行、箕面への延伸も決定したところで、9000形の増備を再開しています。当初の計画では延伸で必要となる分の増備予定でしたが、8000形も一括リプレースする計画に変更されています。その内北大阪急行所属編成は全て9000形となるんでしょうね。

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2016年度より増備されている9003F以降では一部仕様が変更されており、下部が8000形に準じたアイボリー・赤・マルーンの配色となり、窓より上が箕面の竹林をイメージしたデザインとなりました。延伸決定を強く感じさせると共に、ステンレス無塗装仕上げであった1次車と比べると安っぽさの欠片も感じなくなったのはさすがです。

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ロゴマークもこの通り。配色は地味にマルーンになっています。

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車内です。基本的には1次車のそれを踏襲していますが、ちょこちょことマイナーチェンジがされているようです。

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ドアです。立ち席用の握り棒が木目仕様になっていたのには最初ビックリしましたが、2次車でも継続して採用されています。

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LCDディスプレイは全ドア上に設置されていますが、片側が2画面配置、その反対側がコイトのパッとビジョンとなっています。そしてその下には開閉ランプが設置されており、独特の開閉メロディーが流れると同時に点滅します。2箇所配置で両側のドアの中心に当たる部分に設置されており視認性は良好です。

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車端部です。画像はフリースペースを有する区画で、吊革もバンドが短くなっています。

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仕切り扉は8000形から続く自動扉となっており、ボタンを押して開く形となります。導線に慣れない乗客が続出しており、持ち手でこじ開けようとする人がとても多く、慣れるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。1次車と違う点と言えば、ボタンが光るようになったことですね。

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最前面です。8000形と比べると窓は小さくなっていますが、それでも地下鉄車両ではまずまずの大きさとなっています。もちろん、地下線と夜間は遮光幕が降ろされます。

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天井です。照明は反射式のLED灯で、電球色と蛍光色両方に変換出来るようになっています。LED灯の特長を生かしていますね。1次車との違いは荷棚で、前飾りが木目仕上げの握り棒になっています。

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座席です。これまで北急ではお馴染みとなっていたエコーラインの着席区分が無くなり、阪急電車と同様の無地となりました。アンゴラ山羊の触り心地を楽しめる部分が増えたのはそれはそれでいいことかもしれません(笑)

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優先座席とセットになったドア間のロングシートです。モケットがオレンジになっており、普段阪急電車に乗り慣れているとかなりの違和感を覚えます。視認性という点では成功していると思いますが…。

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車端部の3人掛けです。袖仕切りは独特な形状をしており、肩から肘にかけてを覆うようにしています。両面モケット張りで、冬場は暖かそうですが夏場は暑そうですね(^^;;

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優先座席です。座り心地は柔らか目、硬め基調の大阪メトロ車とは対局をなしています。

 

箕面までの延伸が楽しみな今日この頃、9000形も増備が進んでいます。9004F以降は、車内のデザインが少々変更されています。

 

というわけで車内です。床面がフットラインも兼ねた石畳調のデザインになっていますね。

 

この編成にも、仕切り扉の自動開閉機構は漏れなく搭載されています。

 

ボタンを押してみました。ボタンの周りのLED灯は、押すと赤いライトが光るようにもなっています。

箕面延伸が楽しみな北大阪急行、9000形の躍進は続きそうです。