関東鉄道 普通回数乗車券 発売終了 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

関東鉄道ネタが続いてしまいますが、関東鉄道では常総線と竜ヶ崎線の「普通回数乗車券」と「ミニ回数券」を、2022年12月31日を持って発売を終了いたしました。

 

末期は「普通回数乗車券」、「ミニ回数券」とも、基本的には自動券売機か窓口端末の発行となっておりましたが、無人駅発着など他駅発着の券には対応していなかったため、このような発売のために補充回数乗車券の設備が残されておりましたが、発行枚数が少ないため殆どの駅では拙ブログの2011年3月13日のエントリ「関東鉄道常総線 ゆめみ野駅 開業~2」の末尾でご紹介いたしましたような、JPR/てつどう地紋で平成19年(2007年)7月31日の有効期間改訂以前の「通用2箇月」表記の古い券が残っており、守谷駅、水海道駅、下妻駅、「○社」下館駅では、拙ブログの2018年2月13日のエントリ「関東鉄道 普通回数乗車券 BJR/てつどう/じどうしゃ地紋券」でご紹介いたしました、「通用3箇月」表記の新しい券に切り替わっておりましたが、このうち下妻駅については発行日と有効期限記入欄から「平成」の元号の印刷が削除された西暦対応日付券に切り替わっておりました。

 

 

BJR/てつどう/じどうしゃ青地紋券となります。

 

関東鉄道の普通回数乗車券は最後まで「入鋏前に切り離すと無効」、「入鋏後切り離した券片は終券片を所持しないと無効」で、各券片には有効期限記入欄は無く、他社連絡は発売しないにもかかわらず何故か経由記入欄が設けられており、券のサイズが小さいため、最終券片の有効期限の数字記入欄は「平成」の元号が印刷されていた頃は非常に狭かったのですが、元号の印刷が無くなって「年」の記入欄は広くなったものの、「月」と「日」の記入欄は狭いままで間隔の調整は行なわれなかったようです。