新年あけまして
おめでとうございます🎍
昨年はいくつかの観光列車がデビューして話題になりましたが、今のところ今年デビュー予定の観光列車は残念ながら少なめです。
とは言うもののまとめてみましたので、今年の乗り鉄のご参考になさって下さい😉
その①「スペーシアＸ」(東武鉄道)
今年一番の注目列車は、2023年7月15日から浅草～東武日光・鬼怒川温泉間で運行開始予定の東武鉄道の「スペーシアＸ」です。
名称こそ現行特急の「スペーシア」を継承していますが、車両としては全くの別物。まずは、真っ白な車体に鹿沼組子の象徴した「X」のデザインを取り入れた、大胆でスタイリッシュなデザインに圧倒されます。
現行特急の「スペーシア」にも広々とした4人用の個室がありましたが、今回の「スペーシアX」にはなんと6種類の座席タイプがあるから驚きです。
2席＋2席の「スタンダードシート」、1席＋2席の「プレミアムシート」、2名用の「ボックスシート」、4名用個室「コンパートメント」とここまでは想定の範囲内。
驚きは7名用で11㎡もある「コックピットスイート」、単に広い個室というだけでなく、浅草方面の先頭6号車の運転室直後にあるため、運転室越しにはなりますが前面(後面)展望も楽しめるということ😆
また東武日光・鬼怒川温泉方面の先頭1号車には「コックピットラウンジ」として、2名用と4名用のカフェ風の座席があります。
ここには、カフェカウンターが設置され、どんなメニューが提供されるのか期待が高まります。
さらに鉄道マニア向け？に朗報で、運転室直後の席が1人用の座席になっているとのこと🙌
前面(後面)展望が心ゆくまで楽しめそうですね。
6種類の座席タイプに乗るには、3往復するしかありません🤣
その② 「ひなび(陽旅)」 (JR東日本)
観光列車といえば、1編成しかないのが定番ですが、JR東日本が運行する「リゾートあすなろ」は珍しく2編成ある列車です。
そのうちの1編成が2023年冬に「ひなび(陽旅)」としてリニューアルされることになりました🎉
2両編成で、2号車はリクライニングシートのままですが、1号車は2名用・4名用のボックス席やわずかながら窓向きのカウンター席も設けられる予定です。
運行区間は北東北の青森・岩手県を中心としたエリアとのことで、大湊線や山田線が想定されます。
ちなみにもう1編成の「リゾートあすなろ」は2024年春に「SATONO(さとの)」として南東北地区でデビュー予定です。
現在の「リゾートあすなろ」の様子はこちらからご覧いただけます。
おまけ「一万三千尺物語」（あいの風とやま鉄道）
こちらは既存の観光列車ですが、2019年に運行を開始した「一万三千尺物語」が、運行5年目を迎えることから、2023年4月1日より料理内容やサービスリニューアルして運行されます。
富山湾鮨コースは継続し、6月3日からは新たな和風創作料理のコースが始まる予定。
料理内容が変わり、デザートには富山の和菓子店「引網香月堂(ひきあみこうげつどう)」の上生菓子が提供されるとのこと。
サービスでも定評がある列車ですので、進化が楽しみです！
※デビュー前の列車のイラストは各社様のホームページよりお借りしています。
今年もステキな観光列車との出会いを楽しみにしています😉