(グリーン車の車内)
これまでの旅路
「くろしお16号」の紀中・紀北・阪和線編です.
紀中・紀北
新宮を出発すること2時間,ようやく紀伊田辺に到着です.紀南地域では最も多い人口を抱える都市で,駅としても拠点駅,「WE銀河」も夜間はこの駅で待機していました.
この区間でも海はよく見えます.
印南駅を通過しますが,そこに見えるのがこの「カエル大橋」です.
御坊につきます.御坊からは「紀州鉄道」が伸びていますが,「WE銀河」のツアーでは御坊で途中下車するオプションがなく,利用したくてもできませんでした.1月以降は「通常座席での片道乗り通しプラン」,さらには「一般発売」があるため,かなり訪問しやすくなります.
白浜駅では特別に改札外の売店を使用することができます.買ってきたのは「パンダべんとう」という特別パッケージの弁当でした.
中身はこんな感じです.紀州を象徴する植物(実際に「県の花」です)・食材である梅干しは外せません.
遠目に工業地帯がみえ,海南市に入ります.この辺りまでくると紀伊水道であることがはっきりし,海岸線の構造が紀南と異なってきます.
新宮駅から乗ること3時間以上,和歌山市に到着しました.和歌山県の広さを感じられます.
阪和線
まずは紀の川を渡ります.県境はもう少し北ですが,「くろしお」の旅では紀の国に別れを告げるタイミングと言えます.
阪和線区間の停車駅は日根野のみです.東貝塚・東岸和田・和泉府中・鳳・堺市など利用の多い駅がありますが通過となります.和歌山〜新大阪だけで1時間程度かかるためこの区間の特急利用もそこそこ見られます.
新宮を出て約4時間,次の駅が天王寺駅です.とても長かったです.この間に筆者の次の旅程も決定しました.
天王寺→新大阪は「梅田貨物線」を通る関係で単独記事に値します.次の「【旅行記】WE銀河紀南」の記事で取り上げます.もはや「紀勢本線」ではありませんが,「紀勢本線編その6」として公開します.
続く