GMキットを組み立てて組成する予定の京阪神緩行線の51系7両編成ですが、クハ68の向きを勘違いしていたことを以前に投稿しました。対応方法が決まりましたので、編成図を修正してみました。

 

クハ68の原形車は偶数向き(西明石向き)のみですので、背中合わせに連結したいクモハ51を奇数向き(京都向き)に作り替えることにしました。これを元に編成図を修正しました。

上2段が基本編成の京都方にクロハ69を連結、下2段は普通電車の1等車廃止でクロハ69を連結しなくなった以降の2等車(現在の普通車)のみの編成図です。基本編成で、クロハ69を元クロハ59からの格下げ改造車であるクハ68に変更すると共に、クモハ51を本来の半流線形前面の車両と、元クモハ41の平妻前面の改造車を適宜入れ替えることで変化を付けてみました。動力車は、基本編成に連結するクモハ54(クモハ51の出力強化版)を原則としますが、TOMIX製のモハ72(4扉の三段窓車)と差し替えた組成もバリエーションとして設定することにしました。

 

普通電車に半室1等車のクロハ69を連結していた時期は、1960年7月~1962年9月の僅か2年程(1960年6月以前は、旧制2等車として連結)ですが、数年後の1964年~1965年に京都駅で撮影した関連車両の写真(再掲)を参考までに添えておきます。

 

西明石向きのクハ68040 (1965年 京都駅)

 

西明石向きのクモハ54104 (1964年 京都駅)

次位には3段窓のモハ72が連結されています。

 

京都向きのクハ68001 (1964年5月 京都駅)

元42系のクロハ59を格下げ改造して、51系に編入された車両です。

 

京都向きのクモハ51062 (1964年5月 京都駅)

元41系のクモハ41の座席をセミクロス化して、51系に編入された車両です。

 

モハ72921 (1964年3月 京都駅)

左側(西明石方)には3段窓のモハ72、右側(京都方)には丸屋根のクハ68(元クハ55からの改造車)が連結されていました。

 

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