今日はNゲージ鉄道模型、最もパワーを必要とする急坂区間のDCC電源供給が足りていなかったので、電源feederを1本増設しました。DCCデコーダ特性の話も出て来ます。
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年明け早々こんなヤヤコシイことをやったわけではなく、実作業は年末でした😁。きっかけは年末のYouTube動画で運転した12系客車(高タカ6連)、DE10重連が牽引しましたが通常はEF58 61牽引で撮影後は留置線のある4階層まで戻ります。が、写真の区間を走れることは走れるんですがフルスロットル近くまで持って行かないと登坂できませんでした。前々から気にはなっていたんですが...
もうちょっと調べてみます。EF58 150もロクイチ程ではありませんでしたが、同じくかなりマスコンを捻らないと上がらない..
飯田線旧国編成も同様でした。昨年の牽引力の話↓と違い、スリップしている様子はありません。旧国は5両、12系は6両..軽い編成ですしね。(なお、飯田線旧国は5両を1M運転することがあるので、電動車にはトラクションタイヤを1輪入れています。)
ところが、同じ4階層にネグラを持つED16 10は16両のホキ2500を牽引して軽々と登坂..
同じ高タカ12系ではどうだ?とEF65 1103牽引を試してみましたがこれもスイスイ上がります。
登坂がキツイのはどれもDCCデコーダDN163K0a搭載車です。このデコーダはDCC電力に対して敏感で、足りていないと大きく速度が低下する...は以下記事の時に経験していました↓。恐らく電力不足が原因でしょう。
奥に見えるデッキガーター鉄橋はカーブもあるので勾配は10‰程ですが、そのすぐ先にはウチのレイアウトで最も厳しい35‰があります。先頭のクモニ13025が差し掛かっているあたりです。よりによって最急勾配区間の電力が足りないから大幅加速をしないと上がれない..面倒なんですが意を決して電源feederを増設することにしました。
問題だったのは11番電源区画、写真下の青白ケーブルでED16の1本手前の線に電源供給しています。今までは1箇所だけ、デッキガーター橋まで約3mもありました😅。遠いと電圧降下が起こるんでしょうね~。
11番電源区画は節電モード対象、スイッチ操作で電源を切れるようにしているので、その下流から電源を分岐してやる必要があります。トグルスイッチの端子に電源ケーブルを追加ハンダ付けして増設し、メンテ時など後々苦労することになるので2箇所コネクターを噛ませました。矢印が増設したもの、下を向いていますがケーブルは右上へ..目立たないようにあちこち迂回して..
急坂の地点まで、矢印の線路下にハンダ付けでケーブルを入れ、橋脚下へと伸ばして黒いミクロコネクターを付けました。
コネクターは1階層へと下る線路下に隠せます😁。
クモハ50008の先端位置が増設feederになります。
面倒な作業でしたが、効果はかなりあったようです。爆加速をしなくてもスイスイ上がって行けるようになりました。
再び最初の写真なんですが、EF58 61もEF58 150も別に手を加えてやる必要がありました。その話はまた改めて...。電源feederも別に増設が必要な個所があります。今年もこんな感じであれこれやって行くことになるかな??
新年1発目にややこしめの模型話😅でしたが、色々な車両が出て来るのでいいかな?と思いました。なお出て来た車両は全車KATOです😁。
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