いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

Bトレ国鉄特急色

あけましておめでとうございます。
昨年もいろいろな車両を作りましたが、やはり主役となる出来のよい造形の製品があってこそです。

久しぶりに特急街道の主役たちの写真を並べようと思います。


583系は連結器カバーをつけたところ、90年代によく見た姿に近づいたと思います。製品の完成度が高く、自分の拙い技術ではこれ以上はやることはないのですが、床下機器をつけたり、表記類インレタを入手できれば、やってみる価値があるかも知れません。
連結面ドアを塗ったり、幌をつけたり、ブラインドをつけたりするべきか、、、。そう言えばそもそも車番を貼ってません。
連結面間隔短縮のためにカトーカプラーの密連型をつけると良いとは思いますが、どうもあれを使うと扱いが面倒になってしまいます。ナックル型にするか、悩みどころです。


183系1000番代です。189系かも知れません。この2種のショーティー的な外観の差ってどこになるのでしょうか。連結器まわり?調べると、189系の初期型は冷房故障に備えて窓が開く場所が一車両あたり一箇所あったそうです。
緩く楽しむために車番は貼らずにどちらにも見立てて遊べるようにはしていますが、マークを何にするかはいつも悩みます。王道「とき」か、中央本線で長く見られた「あずさ」「かいじ」か、房総か。189系でいくなら、こちらも王道「あさま」か「そよかぜ」か。「新雪」なども魅力的です。


この写真は、ディスプレイモデルのブルドックを切ったもので、北の方を標榜する当鉄道的には「くろしお」ではなく、と言っても「はつかり」はさすがに古すぎるので、「いなほ」「ひたち」の共通運用編成をイメージしています。
それでも古すぎるので、なかなか出番がありません。


そしてブルドッグを編成から外すと普通のキハ82になります。自分の時代では、キハ82と言えば名古屋に残っていて「ひだ」「南紀」に使われているものでした。オレンジ色のJRマークが特徴でしたが、それもワイドビューに置き換えられていきました。そんな中、北海道に少しだけ残っていた車両が「北斗」に使われました。せっかくの絵入りヘッドマークでしたが、腕のせいで大した写真は撮れませんでした。という思い出の車両です。やはりキハ181よりスマートで美しく思います。


新特急です。これも立派な国鉄特急色フィルムカメラの時代、高価なフィルムの節約のために、だいたいいつもスルーしてしまっていた車両です。新特急は近距離だったので子供心にもロマンが足りなかったのだと思います。
ちゃんと撮っておけばよかったです。


この古豪感溢れる485(9)系ボンネットが、電気釜タイプと似たような時期まで走り続けたのは驚きです。金沢の「能登」用の編成はどういう運命の悪戯か、ボンネット型だけが最後まで残りました。自分もテツから離れていたころに、ホームライナーとして間合運用されるボンネット型を見て嬉しくなったものでした。
耐寒耐雪の1000番代がメインとなった東北スジでは、新幹線開業前から電気釜タイプがメインでした。ただ、金沢からやってくる「白山」と常磐線の住人である「ひたち」には、当たり前のようにボンネットが使われ、東京でも珍しい存在ではありませんでした。
少しレアなものとして心躍ったのは、「あさま」として使われ、あの見慣れた絵柄そのままに大型に拡大されたマークをつけた時でした。


485系電気釜タイプが、Bトレのエクスプレスシリーズだけでなく、リニューアル品としてリリースしていただけて本当に良かったと思います。以前485上沼垂色がどうしても手に入らなかった時にエクスプレス版を削ったりスカートをいじったりしてみたのですが、思っていたよりも遥かに電気釜の三次元形状の深みを持つことを思い知らされました。
リニューアル後の485系はヘッドライト周りの切れ目以外は特に不満はなく、各種カラーバリエーションも楽しいです。
これだけメジャーな形式ですので、側板交換で小窓のクロや、改造クモハなどが表現できると良かったのですが、、、。試してないですが、パノラマクロや低運転台クモハ485とのパーツ互換性はあるのでしょうか?


485系の貫通型は、はつかり、やまびこ、白鳥、雷鳥しらさぎ、かもめ、みどりなどのイメージが強いです。また、489系「あさま」では貫通型の方をよく見た気がします。
ボンネットが長く生き残った割には、この形の淘汰は早かったように思います。JR時代のシュプール号での583系との併結、しかも間通路をつなげた姿は胸を熱くさせました。


381系はいよいよ最後の国鉄特急らしい車両となりました。その特殊性から活躍するシーンや列車のバリエーションは少なく、しなの、くろしお、やくも系統と、北近畿関連やシュプールに絞られます。
絵入りヘッドマークに夢中になった世代としては、この最後の美しい電気釜特急色に、485や183のものを含めた様々なマークを入れて表示して欲しくなりますが、やはり381系が「はつかり」と名乗られても違和感しかないのかも知れません。


キハ181は関東では馴染みの薄い形式です。気動車のパワーアップの歴史と東北上信越方面への電化のタイミングが近く、上野口での活躍は短いものでした。
逆に関西圏の方には485系並みに日常的に走り続ける、お馴染みの形式なのだと思います。
東北上信越をテーマにした当鉄道では、山陰方面まで手を出してしまうとコレクション対象に際限がなくなるため、このキハ181も北陸方面の姿にしたいと思っています。
屋根上の物々しいラジエーターなど、魅力あふれる車両ですが、当鉄道では少し整備が後回しになってしまっています。
今年はしっかり整備していきたいです。


185系は様々な塗色を纏いましたが、最終的にはオリジナルのストライプ塗装が大切にされてきた感じがします。近年ではリレー号色の復活や、各種イベント運用など話題が増えています。それだけ、最期の時へのカウントダウンも近いということでしょう。
繰り返しになりますが、絵入りヘッドマークに憧れて育った世代ですので、各種イベントではマークのシールをいろいろ貼っていただけないものかと思います。
上記の381系に「はつかり」を貼るなどはいかにも不粋だとは思いますが、185系に絵入り「とき」のマークを貼って新潟まで走ったら、自分だったら大喜びしてしまいます。
他にも、「あずさ」を掲示して松本まで、「そよかぜ」「あさま」で横川まで、「白根」で吾妻線まで、「あまぎ」で伊豆まで、「さざなみ」「わかしお」「しおさい「あやめ」「すいごう」で房総各地まで。
そういえばE653国鉄色も、前面の横長のところに絵入りマークを貼れる余地があると思います。
絵入りマークの商品価値は高いと思いますので、JRや旅行会社の方には是非ご検討いただきたいものです。そんなにコストもかからないと思いますので、、、。

というわけで今年も昔の思い出を緩く思い出しつつ、短い模型をいじって参ります。

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