11/3からの3日間

夜明けの志士の男祭りと称し

友人たちと『ものがたり列車』の旅を

満喫してきたわけですが

 

結果的に4連休となったこの日

もう一足伸ばし未乗区間だった

JR四国〈牟岐線〉の完乗と

その先の阿佐海岸鉄道

営業運転世界初のDMVに乗りに行きます

 

なので、前日の解散を徳島駅にして

Y氏と俺はそこから阿南駅を目指したと

いう訳です

徳島駅近辺で泊まらず阿南まで移動したのは

この日の行程上、乗車する列車が始発になる

徳島駅から乗車するとなると・・・

 普通 阿波海南 5:31 になるのです。

その列車が阿南駅を発車するのが6:22です。

朝のこの数十分は貴重な時間ですからね

 

Y氏と合流し 普通 6:22 阿波海南 に乗車

この日使用するJRきっぷはこちら

 (企)四国再発見早得きっぷ

2100円で1日間JR四国全線乗り放題

ただし

普通列車専用で特急には乗れません

前日までに購入が必要なので4日に高知駅で購入

今回は〈牟岐線〉往復乗車だけですし

唯一の特急 むろとも、今回の行程では

乗車出来る時間に走っていないので

この切符がベストチョイスニコニコ

のんびり各駅停車の旅です。

 

徳島駅を起点とする〈牟岐線〉

阿南駅から先は初乗車の区間

以前特急むろとに乗る為だけにここまでは来ています

中々このような盲腸線は

終点に目的地となるものがないと

使う事もなく、気がつけばどんどん短くアセアセ

そして、この阿南から先の区間というのは

朝夕は1時間に1本、日中は2時間1本と

ローカル線末端区の決りの本数の少なさ

それでもJR四国は苦しい中列車本数を維持してくれています

 

阿南駅を出発してしばらくすると

国道55号と離れ山側へ線路は伸び

椿泊の岬をショートカットする形で

民家もまばらな山の中に入って行き

再び海岸寄りの町へ向かいます

乗車30分由岐駅に到着。

ここで上り列車と行き違いです。

やって来たのは同じくJR四国の

徳島県仕様車の1500型気動車の単行

 

由岐を出発し、次の木岐駅との間には

田井ノ浜海水浴場があり

海水浴シーズンには臨時停車駅の

砂浜直結の田井ノ浜駅として営業されます

コロナで海開きが無かったので駅も営業されませんでしたが

(臨)田井ノ浜駅を列車は無慈悲に通過

写真に収める余裕もありません笑い泣き

 

そして7:09に日和佐駅に到着。

ここで列車交換のため停車。

出発は7:31で22分の待ち時間びっくり

まぁ、喫煙者にとっては1時間半の乗車で

丁度中間の休憩には良いのですがグッド!

普段使いしてる人はどうなんでしょはてなマーク

とりあえず、降りて駅を散策


NHKの朝ドラの舞台だったり

ウミガメの産卵場所だったり

正月には臨時列車も運行される

薬王寺の最寄り駅だったりしますが

今は、静かな朝の東口。

西口は“道の駅日和佐”が併設された複合駅舎

として新設されてますが7時台では道の駅は

営業時間外。

 

この駅で2本の列車を待ちます。

朝の徳島行きと夕方の牟岐行き1往復のみに

なった特急むろとです。観光客には使い辛い時間

そして、徳島行普通列車の到着を待って

出発となります。

 

日和佐駅を出ると国道55号に沿って

再び山の中を走ります。

両側を山に囲まれているため

〈予土線〉のように車窓を楽しむ事も無く

山を抜けて牟岐駅に到着。

ここを出るとやっと海岸沿いを走る

阿波室戸シーサイドラインの愛称らしい

海岸線を垣間見れます。

しかし、車窓の見所は少なく

観光路線としての活用は厳しいかとショボーン

Y氏は終点の阿波海南駅まで乗車せず

もう一つの趣味のため途中下車。

鐵印に城巡りと色々多趣味でお忙しい爆  笑

 

終点の阿波海南駅が見えた頃

前方の線路にライトが見えた。

DMVが登場です。

朝6時に阿南駅を出発し1時間半

〈牟岐線〉の終点

阿波海南駅に到着

ここから阿佐海岸鉄道のDMVに乗りかえ

ですが、先ほどやって来たDMVは

その先の阿波海南文化村まで行って

折り返してくるので少し待ちます。


15分程すると戻って来ました。

座席はネット予約なので電子チケットを

運転手に見せてから乗車。

 

ここ阿波海南から甲浦までは

旧阿佐東線の鉄路を走るため

列車モードにチェンジします。

この作業をする場所がモードインターチェンジ

モードチェンジ中はVTR映像が

阿波踊りのリズムと共に流れます爆  笑

作業が終わると運転手が一度車外に出て

脱輪など異常がないかの確認してから発車

元は〈牟岐線〉の一部であった路線を走り

甲浦駅まで鉄路を進み

ここからモードチェンジをして

バスとして終点の道の駅宍喰へ向かいます

海沿いの国道55号を走るので

車窓は鉄路よりも良いですね

道の駅東陽町に寄り再び国道55号

青い海と青い空

カーブミラーに移る青い車体のDMV

そして終点の道の駅宍喰温泉に到着。

9時オープンの道の駅。

すぐに折り返し戻らないとマズいので

開館まで10分程ですが道向うの海岸へ

9時前になりDMVの出発の時間

運転手が運転指令所へ連絡し

出発の許可をもらう。

この辺りの連絡が路線バスとの違いで

鉄道の運行システムだな~と感じる所

DMV036便は折り返し阿波海南駅

往復1時間ほどのDMV初乗車

感想としては車内の狭さが際立ちます

座席の間隔がかなり狭く足元に

荷物は置けません。

そして、その荷物を置く棚もありません

キャリーバックは通路に置くしかない。

まぁ、俺は日帰りだろうが

北海道遠征4泊5日だろうが

 

ショルダーバック1丁ですが笑い泣き
 

さて、9:33に阿波海南駅へと戻り

〈牟岐線〉で徳島へ戻るのですが

徳島行きの列車は

 

12:08までありませんガーン
 

そして事前に調べまくった結果

近くに路線バスのバス停がある!!

バスの発車時刻は9:41とジャストウインク

徒歩2分程のバス停に移動

バス停は「海南高校前」の表示

時刻表は「海部高校前」となっている!?

どうやら、統合によって校名が変ったよう

徳島バス南部が運行するマイクロバスが

やってきました。

サイズは先ほどのDMVと同サイズ

しかし、こちらの方がシートピッチは広い

バスに乗る事25分。

徳島バスの牟岐バスターミナルに到着。

5分ほど歩いてJR牟岐駅に到着。

そして、ちょうどいい乗り継ぎで

 普通 10:23 徳島 に乗車

この乗り継ぎのおかげで徳島駅に12:11着

そして12:15の南海フェリー行きの

路線バスに乗り継ぐことが出来

無事13:20出航の和歌山行きフェリーに

乗船することが出来ました。

和歌山港まで2時間半

少々時間は掛かりますが

徳島からだと難波まで戻るなら

こっちの方が安くて速いのです。

 

こうして知り合いとワイワイと楽しんだ

4日間の四国旅夜明けの志士の男祭りは

終了しました。

 

ちょっと、後半急いで書いたので

かなり端折りましたが・・・

 

2022年残り3回の乗り鉄記は年明けに

書きます。