今年も残すところ1日となりましたね。2022年の締めくくも皆様にとって平穏な1日となるよう心よりお祈り申し上げます。

世間の大半が年末年始で浮かれているなか、今日も私は大嫌いな仕事ですがね
1月1日・2日は普通の休み


さて今回は、鉄道開業150年の節目を迎えた2022年にデビューした鉄道車両・引退した鉄道車両がメインテーマです。

明治5年の開業当時は新橋(後の汐留駅)~横浜(現在の桜木町駅)間29Kmを53分で結んでいましたが、現在では半分近くの24分(現在の新橋~横浜)まで短縮、時代と共に発展を遂げてきた鉄道、その一方で衰退していく路線も・・・
《表記例》
引退・定期運行終了など→定期運行終了
【2月19日】

富山地方鉄道 20020形(元西武10000系)運行開始※写真は西武時代のもので代用
【3月5日】

東武鉄道 350型定期運行終了、1800系4本を改造した300型・350型が1991年に登場、6両編成の300型は2017年に定期運行が終了しましたが、4両編成の350型は特急「きりふり」の運行終了に伴い引退。全車解体されました。
【3月6日】
【3月11日】

E231系・E233系による宇都宮線 宇都宮駅~黒磯駅間の運転終了、利用者数減少とはいえ短い編成の車両に置き換わった為ラッシュ時に積み残しが出る有様・・・合理化などで経営維持したいのは理解できますが、ワンマン化による乗務員の負担や乗客へのサービス低下はいかがなものかと


JR東日本 209系3100番台(八高線)運転終了、東京臨海高速鉄道から譲り受けた異色の経歴を持つこの車両、引退までに疎開や復帰を繰り返した挙げ句、総武線から転用された同形式の車両に置き換えられてしまいました。

JR西日本 奈良線、大和路線103系運転終了、2017年に大阪環状線や阪和線で引退した103系は奈良地区で長きにわたり活躍、ウグイス色の103系もとうとう引退に。和田岬線や播但線・加古川線での運用のみとなりました。
【3月12日】
【3月13日】

北条鉄道キハ40系運転開始(写真は五能線時代の姿)、行き違い設備が完成し車両増備に向け若い運転士さんが全国のJRや私鉄に問い合わせ入手できたのが五能線で走っていたJR東日本のキハ40、クラウドファンディングで資金を調達し株主である兵庫県加西市と市議会を説得して導入したというご苦労があったそうな。
【3月19日】
【3月21日】
【3月24日】
※画像は公式サイトから抜粋
【3月25日】
【3月26日】
【3月27日】
【3月29日】

JR貨物 EF67形電気機関車運転終了、広島県内で難関の峠越え「セノハチ」で活躍したもみじ色の機関車は、連続急勾配・急カーブが続く区間で貨物列車の押しがけをするのが役目。平坦な直線区間に入ると走りながら連結器を解放する離れ技を持っていました(2002年まで走行解放していた)
【4月3日】
【4月15日】
【4月17日】
【4月29日】
【4月26日】

西武鉄道2000系2007編成運転終了、2000系自体はまだ健在ですが8両編成最後の無線未更新車として引退、2000系(新2000系除く)は今年だけでも2両編成2本、6両編成2本、8両編成1本が廃車となりました。
【4月30日】
【5月2日】
【5月14日】
【7月1日】
【7月4日】
【7月22日】
【8月11日】
【9月22日】
【9月23日】
【9月30日】
【10月1日】

JR貨物 EF66形電気機関車27号機引退

今年7月31日の運用をもって運用離脱していた「ニーナ」ことEF66-27号機は検査切れを理由に50年を迎える目前に引退。地球の約230周に相当する距離を半世紀におよび西へ東へ駆け抜けました。
【10月30日】
【11月7日】
【11月27日】

いすみ鉄道 キハ28-2346定期運用終了、赤字脱却に向けて2013年3月から運行していたキハ28-2346は、土日祝日に相方のキハ52-125と連結された観光列車として人気を集めていますが、8年に一度行われる鉄道車両の全般検査(自動車の車検みたいなもの)で年間運賃収入約6,000万円を上回ることが判明、路線維持のため定期運転を終了、不定期の臨時列車が来年2月で終了する予定です。
【12月11日】

1964年に当時した485系は、四国以外の特急列車で活躍した国鉄のレジェンド、原型タイプは2016年6月に引退しましたが、JR東日本のジョイフルトレインに改造された「華」「やまどり」が令和になっても活躍していました。
【12月17日】
2022年の鉄道車両総まとめは以上です。

JR東海311系など置き換え進む車両の記録は葬式鉄が殺到する前に満喫しましょう!線路内に立ち入って撮影したり、勝手に木を伐採、挙げ句の果てには他人の敷地内に不法侵入してゴミをまき散らし、我が物顔で路上駐車、そんな沿線住民や鉄道会社に迷惑かける奴は・・・

JR東日本ではホリデー快速あきがわ・東海道線の快速アクティを廃止にするほか、高崎線特急「草津」を全車指定席の特急「草津・四万」に変更、車両を651系からコンセント付のE257系に全て置き換えるなどサービス改悪とならないよう願うばかり
今年も色々ありましたが、2022年も懲りずに踏切の番人Zのブログをご覧いただき感謝御礼申し上げます

2023年も踏切の番人のブログをよろしくお願いいたします

