書斎のbonの13輛 | 書斎の汽車・電車

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インドア派鉄道趣味人のブログです。
鉄道書、鉄道模型の話題等、つれづれに記していきます。

 今年は、NHKの大河ドラマを1年間視てしまいました。本当に最後まで見逃せない傑作でした。

 そこで、今年1年の模型ライフ(?)を振り返るブログのタイトルもこんな風になってしまったのですが、そもそも、今年の我が鉄道模型工作はとにかく低調でした。何しろ一年間通じて、ほぼほぼ「鉄道コレクション」(鉄コレ)の「鉄道模型化」以外していないのです。さまざまなキットにチャレンジした昨年とは大違いです。また、昨年は同じ鉄コレの鉄道模型化でも、西武の701系や401系のように、何らかの追加加工をしていましたが、今年はそれもなし。誠にひどい一年だったと言わざるを得ません。

 

 さて、タイトルの「13輛」ですが、今年1年間で動力化した「鉄コレ」の輛数ということになります。(当ブログではもう少しご紹介しているかもしれませんが、旧作も混じっています。あくまでも今年動力化したものです)以下、その13輛を改めてご紹介して、今年1年を振り返ることにいたしましょう。

 

 1輛目は「工作初め」の京都市電900形です。

 いかにも京都らしい、端正なボギー車です。

 

 この後、間があいてしまいます。まあ、いろいろと忙しかったのでしょう。5月3日付のブログに登場したのが、「ノス鉄」第2弾を動力化したこの2輛です。

 富井電鉄のジハ31

 富井電鉄DB30 1

 この第2弾から、「ノス鉄」はBOX単位での購入はせず、気になったものだけを通販で買うようになっています。「経費節減」の波は当鉄道にも及んでいる次第です。

 

 続いては7月、京都市電2000形です。

 確かJNMAで系統板・広告板のパーツを買ったことで、一気に完成に向かったのでした。実は先日のさいたま鉄道模型フェスタでも同じパーツを追加購入しようと思ったのですがまさかの品切れ。また来年のお楽しみとなりました。

 5輛目は同じく7月、神戸電鉄デ1070形です。実は今回の「13輛」の中ではかなり異質の電車といえるかも知れません。我が「お好み」の電車ということで、ここに登場しました。なお、相手役の「納涼電車」はまだ適当な車輛が見つかりません。

 

 8月はJAMに明け暮れまして出場車はなし、9月にようやく6輛目です。

 「ノス鉄」第3弾の富井化学工業・EB525です。ちょっと南海調の凸電は私の好みです。この時、ダブルルーフの電車(富井電鉄デハ5)も動力化の予定でしたが、ようやく動力ユニットを調達、懸案の台車枠も先日「おとぎ電車」を動力化した際に余剰となったブリル台車のものを加工できそうです。あとはトロリーポール、アルモデル製品が良さそうです。こちらは来年中の完成を目指します。

 

 続く10月は「鉄道150年」一色となり、模型はしばしお休みでした。工作の秋、11月にはまずこの2輛が登場しました。

 名古屋市電2000形(7輛目)

 同じく名古屋市電1400形(8輛目)です。いずれも私にとっては「待望久しい」製品でした。

 

 この11月には、突如、西武鉄道が「創立110周年記念BOX」なるものを出しました。急なこととて必要な資材の購入が追い付かず、動力化したのはこの2輛(9・10輛目)です。

 クモハ371形(手前)と、

 クモハ101形です。なお、このほかの6輛についても、必要な資材を手配いたしましたので、新年早々にはお目にかけることが出来そうです。

 

 そして早や師走です。11輛目は外国型となりました。

 プラハ市電、いわゆる「タトラカー」です。先日のさいたまのイベントでも、モジュールレイアウト上を快走していました。

 

 そして、12輛目と13輛目は、80分の1のナローゲージです。

 西武山口線B11形のB12とB15です。言わずと知れた「おとぎ電車」牽引機です。

 

 改めて振り返りますと、やはり「西武」と「路面電車」が多いですね。(「ノス鉄」にしても、将来西武風に改造しようかなと考えている車輛があります)私の現在の関心がどのあたりにあるかがよくわかります。さて、来年ですが、「鉄コレ」だけでなく、もう少しキット組立などにも取り組む所存です。また、ずっと仕掛中のあの車輛、この車輛なども何とか形にしたいものです。とは言うもののまず控えているのは、先にも述べた「西武鉄道創立110周年記念BOX」の残り6輛なのですが。

 

 明日は今年の鉄道書を振り返る予定です。