菊水湯 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

菊水湯。

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阪神淡路大震災で激甚被害に加え地震後の大火災に見舞われた地区にあります。この菊水湯もその大火で焼け落ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

後方には震災再開発マンションが立ち並びます。

この地区は建物は震災後の新しい建物が並びますが、住民は古くからの地の人が多く、界隈に3軒もの銭湯が集っている下町です。銭湯通いが町のお年寄りの生活文化として普通に残っているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横に長い銭湯なので真横からはフレームに納まりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きな銭湯です。神戸では珍しく地下水が超軟水です。

初めて入湯した時、何度洗い流しても石鹸のヌルヌルが取れないので閉口しましたが、それは超軟水のアルカリ質だったからで、石鹸の洗い残しではなかったのでした。

入浴後は全身がスベスベツルツルになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

駐車場がコインパーキングなので無料でないのが、ちと使いにくいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

フロント式の広いホール。

 

この日は12月22日 冬至でした。

兵庫県の銭湯では、冬至にユズ湯サービスをするところが多いです。変わり種ではレモン湯などもされます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ユズの実をたくさん木綿の袋に入れて、湯船に浮かせているのですが、女湯はそうではないという話しですが、男湯では浮いた木綿袋の上からユズを揉みしだいて、グチュグチュにしてしまう傾向が高いです。

だから冬至の日は早い時間帯に銭湯に行くことが望まれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

超軟水の湯と露天風呂のユズエキスにポカポカ、ツルツルです。

 

 

 

 

 

 

 

人気の銭湯で、引っ切り無しに入湯客の出入りがあるのでなかなか撮影出来ないのが逆に嬉しくもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間くらい入っている間に、外は真っ暗になっていました。冬至の日を実感します。この日から日が長くなっていくのは、これから寒くなっていくのであまり実感できないのですが…

 

 

 

 

 

 

 

12月の冬至はユズ風呂、5月5日はショウブ湯というイベント風呂、家庭風呂ではもうほとんど廃れた文化ですから、銭湯ならではの非日常です。