2022/10/22 紀勢本線編その3 キハ25型に乗る | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(国鉄形式がJR東海で復活)

 

これまでの旅路

 

 

「WE銀河」のツアーでは,目的地の到着後に,目的地の指定された旅館・ホテルに宿泊することになっています[1].ということで,紀伊長島から新宮に戻ります.次の列車は普通列車でした.キハ25型が使用されています.このキハ25型,国鉄形式を名乗りながら車体・内装は313系と同様という,非常にハイスペックな車両です.

 

ご覧の通り,車内だけ見ると313系と言われてもぱっと見わからないです.313系との違いはドアにステップがあることです.

一駅進み,三野瀬駅に着いています.

運転台周りもご覧の通りです.カーテンが閉まっていますが,紀勢本線はトンネルが多いため仕方ありません.

三野瀬駅では列車の交換が行われます.列車本数は少なめです.

(沿線の学校の定期テストと思われるの時期には平日昼間の列車が増発されます)

紀伊長島〜尾鷲は距離の割に時間がかかります.乗客は少なめでしたが,筆者は他の乗客と話をしており,遠くから来たと答えると,

尾鷲駅で「南紀5号」と緩急接続することを教えられ,結局乗車してしまいました.新宮まではまだ60km程度あります.

さすがにここまでくると疲れが出てきました.

行きの列車では見れていなかった,三重県最西端の駅「鵜殿」を通過します.鵜殿駅には紀州製紙(現・北越コーポレーション)の製紙工場に続く引き込み線跡があり,比較的近年まで貨物列車が発着していました.すぐに熊野川に渡り,新宮に戻りました.

「全国旅行支援」のクーポンを消化し,サンフレッチェ広島のルヴァン杯優勝を祝して,乾杯を上げるのでした.

 

続く

 

「【旅行記】WE銀河紀南」は2022年内は本日が最後の更新となります.旅程としては近年廃止・置き換えになると思われる要素を多く盛り込んでおり,ここまで来るまでも,この後も話題の列車・車両が次々と登場しますので,よろしくお願いいたします.

 

 

[1]:2023/1出発以降のツアーでは,通常のリクライニングシートを利用する場合に限り,乗車・乗車中の観光のみのツアーが設定されます.また,梅田貨物線切り替え後の一部の日程は一般販売されます.