2022/10/22 紀勢本線編その2 キハ85系「南紀」で紀北へいく | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(引退間近のJR東海気動車特急に乗車)

 

「【旅行記】WE銀河紀南」を続けます.

 

これまでの旅路

 

 

紀伊勝浦から直ちに折り返し,「南紀6号」に乗車します.JR東海ではキハ85系に代わる新型特急電車ハイブリッド気動車として「HC85系」が導入されていますが,当然「南紀」にも投入されるため,この機会に乗車したかった列車の一つです.なお,キハ85系は「南紀」でもうしばらく使用されます.

ただし,時間がほとんどなく,e5489で予約したきっぷを発券する時間があるかどうか微妙でしたが,なんとか発券できました.

  和歌山県側・JR西日本区間

当然ですが,先ほど「WE銀河」や227-1000系で見た景色をまた見ることになります.和歌山県側の紀勢本線は活性化対策として,「うみえるマップ」なるガイドブックが制作されていますので,それを見れば良いということになります.詳しくは以下のURLをご覧ください.

 

https://www.jr-odekake.net/railroad/kuroshio/assets/pdf/umierumap.pdf

 

他社の車両ということでさすがにキハ85系はフォローされていません.なお,「WE銀河」車内では「WE銀河」通過時刻も掲載された特別版が配布されています.

「南紀」は所定2両編成ですが,この日は3両編成でこのような連結がなされていました.なお,「ひだ」と異なり自販機はありません.

有名な三輪崎の海岸にやってきました.この箇所に入る前に,紀勢本線は25km/hの速度制限を受けますが,JR東海の車両であるこの「南紀」も例外ではありません.速度制限を受ける区間とのメリハリの効いた走行が楽しめるのがこの区間の特徴です.

新宮駅に到着しました.

 

この区間は動画も作成・公開することにしました.

 

 

  三重県側・JR東海区間

新宮で乗務員が交代し,熊野川を渡ると三重県に,鉄道事業者としてもJR東海の区間に入ります.

三重県区間の紀勢本線は打って変わって,非電化で交換する車両も異なってきます.

三重県区間では海岸線が複雑で湾が多いです.ただし,和歌山県区間にも言えますがトンネルが意外と多い区間です.

造船所が見えると

紀伊長島に到着です.「南紀」が停車し,「紀伊」を冠するJR東海管理の駅は唯一「紀伊長島」のみです.ということは,ここは紀伊國であり,「紀北町」となっています.「紀北」という言葉は三重県では尾鷲市・紀北町周辺の地域を指し,当然ですがタイトルの「紀北」もその意味です.次の「梅ヶ谷」からは伊勢の国に入ります.

駅舎はこんな感じです.大きくはないですがJR全線きっぷうりば(みどりの窓口)をもち,乗務員の交代が行われる主要駅の扱いです.また駅ノートを備えています.

 

紀伊長島駅周辺を観光で訪れるとすると,長島城跡か,どちらかというとアウトドア系の内容であり,筆者としては特別に用事があるわけではありません.徒歩圏にあるスーパー「オークワ」で買い物して戻ることにしました.ずいぶん遠くまで来たものです.

 

続く

 

 

キハ85系「ひだ」動画再公開 

2021/11に乗車して,筆者のYouTubeチャンネルで公開していたものの非公開としておりましたキハ85系「ひだ」関係の動画について,編集の上再公開しました.間も無く活躍を終えるキハ85系「ひだ」を思い起こしていただければ幸いです.