東京メトロの千代田線への直通用車両として、2007年に営業運転を開始した小田急4000形。
小田急4000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

4058Fの概要

4057Fの登場から約1年半が経過した頃、4000形の2次車として増備されました。
10両固定編成なのは変わらず、2009年度に営業運転を開始しています。

2次車は4編成が登場しており、東京メトロの千代田線への乗り入れから1000形を完全に置き換える役割を担いました。
2008年に分割併合が大幅に削減されたことで、小田急線内を10両固定編成が走りやすくなり、地下鉄乗り入れから1000形を完全撤退させることが可能となったためです。

1次車と比べていくつかの仕様変更が発生しており、電動空気圧縮機の搭載車両が変更されたほか、優先席の位置が当初から小田原方となっています。
登場後から現在までには、車内に設置されている液晶画面の交換、JR東日本の常磐緩行線に乗り入れるための改造等が随時行われています。

現在は3社での相互直通運転を中心に活躍しつつ、乗り入れを伴わない運用にも幅広く使用されています。

編成表

クハ4058-デハ4008-デハ4108-デハ4208-デハ4308-サハ4358-サハ4458-デハ4408-デハ4508-クハ4558
※左側が新宿方

製造区分

クハ4058:2次車
デハ4008:2次車
デハ4108:2次車
デハ4208:2次車
デハ4308:2次車
サハ4358:2次車
サハ4458:2次車
デハ4408:2次車
デハ4508:2次車
クハ4558:2次車

製造所

クハ4058:東急車輛製造
デハ4008:東急車輛製造
デハ4108:東急車輛製造
デハ4208:東急車輛製造
デハ4308:東急車輛製造
サハ4358:東急車輛製造
サハ4458:東急車輛製造
デハ4408:東急車輛製造
デハ4508:東急車輛製造
クハ4558:東急車輛製造

竣功日

クハ4058:2009年7月30日
デハ4008:2009年7月30日
デハ4108:2009年7月30日
デハ4208:2009年7月30日
デハ4308:2009年7月30日
サハ4358:2009年7月30日
サハ4458:2009年7月30日
デハ4408:2009年7月30日
デハ4508:2009年7月30日
クハ4558:2009年7月30日

4058Fの写真

20201017_04