番外 路面電車停留場と同一の名称です、長崎バス「長崎新地ターミナル」から「新地中華街」改称後の姿 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 

 長崎市内の新地地区と言いますと、最も知られておりますのが「新地中華街」でありまして、多くの方々が足を運ばれております。

 

 「新地中華街」と言いますと、最も知られておりますのが「長崎ランタンフェスティバル」時でありまして、私自身もこれまでも何度か足を運びましたが、通りではランタンに照らされた様々な姿、そして画像2にもあります会場では曲芸もあったりもしておりまして、本当にすごいなとも実感する所でもあります。

 

 しかし、そんな「長崎ランタンフェスティバル」も、「新型コロナウイルス」の感染が広がりました令和3年以降開催されておりませんが、令和5年は開催予定であるとの事ですので、来年2月の開催には期待したい所ではあります。

 

 

 さて、そんな「新地中華街」は、長崎電気軌道の停留場(電停)名として平成30年に幸町停留場から改称されておりまして、以下画像の1号系統5号系統、そして深夜に運行します2号系統がこの停留場に停車を行っております。しかも、その1号系統から5号系統へは乗り継ぎもできるようになっておりまして、ICカード支払いの場合はこの停留場での乗り継ぎで2回目の運賃が無料になる措置が取られております。

 

 (十八親和銀行本店側)~正覚寺下・蛍茶屋方面

 

 (1号系統、500形電車504号)

 

 (同、300形電車301号)

 

 (5号系統、1300形電車1304号)

 

 (同、1800形電車1802号)

 

 

 さて、今回の話題は路面電車ではなく、タイトルにもありますようにバスの話題であります。実は去る10月より長崎自動車(長崎バス)のバスターミナルがこれまでの「長崎新地ターミナル」から「新地中華街」に改まっておりまして、路面電車とともに同名称となっております。今回は、今回訪問時における「新地中華街」に変わった姿に関しまして、皆様にご紹介してまいります。

 

 

 「新地中華街」は、先述のように今年10月より名称が「長崎新地ターミナル」から変わっておりまして、それとともに行先表示も以下にもありますように「新地中華街」と表示されております。尚、イオン長崎店も併設しますバスターミナルとしての総称は引き続き「長崎新地ターミナル」と呼ばれておりますが、それでも発着路線の名称としては「新地中華街」とも称されております。

 

 (1302・いすゞQPG-LV234N3)

 

 (社番不明、「新地中華街」リア行先)

 

 また、グループ会社のさいかい交通に関しましては幕式表示も見られておりますが、今回の名称変更に伴いまして新たに行先が追加されておりまして、幕式の「新地中華街」も見られております。このさいかい交通担当便も、この新地中華街まで乗り入れるのも4往復存在しますが、全てが幕式とは限らなくなりましたので、貴重な姿を収めたなとも思っております。

 

 (1710・いすゞKC-LV380N)

 

 

 そして、長崎県営バスの「空港リムジン」、長崎バスの「エアポートライナー」と共同運行しております長崎市内~長崎空港線でありますが、これまでは長崎バスは「長崎新地ターミナル」であったのに対しまして、長崎県営バスは「長崎新地」と称されておりました。しかし、今回「新地中華街」と長崎県営バス便も統合されておりまして、ようやくこの系統での新地地区停車地の名称も統一されるに至っております。

 

 (長崎県営バスE852・三菱QTG-MS96VP)

 

 

 そんなこの地も、かつては「本社ターミナル」と称されていた事もありましたし、方向幕や系統図にも「本社前」もしくは「長崎バス本社前」と表記されておりましたが、平成6年「長崎新地ターミナル」表記に統一されておりましたので、今回の名称変更も前回から20年も経過していない事がお分かりいただけるのではないかと思います。

 

 

 さて、ここからは「新地中華街」名称変更後の路線バス発車シーンをご紹介してまいります。このバスターミナルでは5分おきに様々な路線のバスが発車する姿が見られておりまして、発車時間となりましてからのスタートシーンは圧巻でもあります。それだけ注目する部分ではありますが、それほど多くが運行されている事も伺えるのではないかとも思います。

 

 今回は入線シーンからご紹介しますが、先発のバスが発車しましてからすぐにこの後5分後に発車しますバスが各ホームに入ってまいります。このような姿からもまるで発射台に入るロケットのような印象さえも感じさせられますが、それだけ一気に同分発として発って行く事をも伺わせる姿でもあります。尚、入線後すぐにエンジンが切られまして、いわゆる「アイドリングストップ」の形となります。

 

 (小江原ニュータウン行き、1019・いすゞPKG-LV234N2)

 

 (福田車庫前行き、1737・いすゞKC-LV380N)

 

 そして時間になりますと一斉にエンジンがかけられまして、各地へ向けて発車して行きます。その際には、本通り沿いに警備員の方も立たれておりますので、その方の誘導によってバスが発車して行く事にもなります。

 

 (亀浦行き、4702・日野PJ-KV234N1)

 

 

 ここからは、発車シーンであります。先述のように5分おきに発ちます新地中華街発の路線バスでありますが、複数のホームから一気に発つ姿が印象的な所ではあります。

 

 (福田車庫前行き、1737)~入線時は上の画像より

 

 (小江原ニュータウン行き、1019)~入線時は上の画像より

 

 (大串行き、1202・いすゞPKG-LV234N2)

 

 (満永行き、1920・いすゞKC-LV380N)

 

 (小江原ニュータウン行き、1826・いすゞKC-LV380N)

 

 (長与ニュータウン行き、6113・三菱KL-MP35JM)

 

 

 今回は、バス停名称が「長崎新地ターミナル」から「新地中華街」に変わった話題をご紹介しましたが、今回この他にも「グラバー園」が「松ヶ枝国際ターミナル」、「中央公園前」が「めがね橋」に変わったなど、計5箇所で変化が見られております。そんな中でもこの「新地中華街」は最も発着バス停としての姿を見せている所ではありましたので、今回の変更には正直驚いている所ではあります。けれども、冒頭でもご紹介しましたように「新地中華街」の名称も長崎電気軌道では停留場の名称としても存在している事もありますので、これからもさらに馴染む事を期待したい所ではあります。