千葉中央駅【千葉県】(京成千葉線、京成千原線。2010年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
千葉県千葉市中央区北部、千葉市の中心市街地に位置する京成電鉄の単独駅で、以前は千葉線の終着駅でしたが、現在は千原線との接続駅になっている、
千葉中央駅 (ちばちゅうおうえき。Chibach?o Station) です。
  
尚、写真は2010年撮影で、古いです。現在は状況が変化していると思われます。ご了承下さい。
 
 
駅名  
千葉中央駅 (KS 60)  
 
所在地  
千葉県千葉市中央区  
 
乗車可能路線  
京成電鉄:千葉線千原線  
 
隣の駅  
京成千葉線  
京成津田沼方……京成千葉駅  
  
京成千原線  
ちはら台方………千葉寺駅  
  
訪問・撮影時  
2010年3月  
 
 

 

千葉中央駅は高架駅で、高架下に駅舎があります。並走するJR外房線に駅はありません。
東西に駅ビルがあります。東西とも出入口は段差がなく、バリアフリー対応です。駅舎1階は東西自由通路を兼ねています。
 
写真は東口です。上写真は南西を、下写真は西を望む。
アップ過ぎて写真ではわかりませんが、東口駅ビルは高層ビルで、低層階に駅出入口と商業施設、シネマコンプレックスが、高層階に京成ホテルミラマーレが入居しています。
東口にはロータリーを有する駅前広場が整備されていて、バス停留所とタクシー乗り場が設けられています。
 
 

東口駅前です。南東を望む。後方に東口駅ビルがあります。
駅東側は千葉市の中心市街地で、オフィスビルと商店が混在しています。飲食店は駅北側に多いです。
約300m北東には千葉都市モノレール1号線の葭川公園駅(よしかわこうえんえき)が、約700m南東には千葉都市モノレール1号線の県庁前駅が、そして約750m南南東にはJR外房線・内房線の本千葉駅があります。
また、約700m北北西には京成千葉駅、JRと千葉都市モノレールの千葉駅があります。
 
 

こちらは西口です。北東を望む。2010年撮影。
当時は古びた駅ビル(千葉中央駅西口ビル。複合商業施設)がありましたが、老朽化のため2021年に「京成千葉中央ビル」に建て替えられました。
西口は南側に小さなロータリーがあり、高架下にバスターミナル(バック駐車方式)が設置されています。
 
 

西口駅前です。西を望む。後方に西口駅ビルがあります。
奥にかけては千葉市新宿公園が延びています。
西口駅前も市街地ですが、事業所やマンションの割合が高く、商店は少ないです。
新宿公園内を道なりに進むと、800mほどで千葉ポートアリーナに到達します。
 
 

高架下にて西を望む。後方が東口、前方が西口です。
左手に改札口があります。左前方のコンビニ「am/pm」は現在、「ファミリーマート」に転換しています。
 
 

改札口です。南を望む。左が東口、右が西口で、後方には高架下商店街が北へ延びています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左側に点字ブロック設置の幅広通路があります。左端には窓口に面した有人通路があると記憶しています。
改札口の左手前には自動券売機があり、改札内には自動精算機があります。いずれもICカードのチャージが可能です。
トイレ、多機能トイレ、AEDは改札内コンコースにあります。
そして2階にある各ホームとの間には階段とエレベーターが設置されており、バリアフリーに対応しています。
また、右側にコンビニ「ファミリーマート」があります。改札内に売店・コンビニはありません。
 
 

駅名標です。2010年撮影。電照式です。
当時は旧デザインでしたが、現在は新デザインに置き換えられていると思われます。
尚、千葉中央駅の駅ナンバリングは「KS 60」です。千葉線、千原線とも共通です。
 
 

こちらは建植式駅名標です。2010年撮影。電照式ではありません。
国鉄型に準じたデザインです。現在も残っているでしょうか?
 
 

千葉中央駅は相対式ホーム2面2線の高架構造で、北北西~南南東方向にホームが延びています。
左(西)が1番線で千葉線上り京成津田沼方面および京成本線、新京成電鉄線方面、右(東)が2番線で千原線下りちはら台方面です。
新京成線直通電車など京成津田沼方面からの当駅止まり列車は2番線に到着し、ちはら台方の引上線(後方)へ入った後に折り返して1番線から発車します。
また、2番線の裏側にはJR外房線・内房線(高架線)が並走していますが、千葉中央に駅はありません。北側に千葉駅、南側に本千葉駅があります。
ホーム有効長は8両分ありますが、現在の千葉線は6両編成が最長です。但し、『スカイライナー』のAE形(8両編成)が臨時で入線する事もあります。
ホームドアは未設置です。ホーム幅は非常に広いですが、1番線の京成津田沼方の端(奥)には乗務員詰所があるため、狭くなっています。今は2番線の京成津田沼方の端にも建物があります。
上屋は中ほどの4両分に設置されています。6両編成の場合は上屋に収まりきらないため、雨天時の乗降は要注意です。
写真は1番線より京成津田沼方を望む。
 
 

1番線よりちはら台方を望む。右から1番線、2番線の順です。
各ホームには飲料自動販売機があり、ベンチも設置されているはずです。
 
 

1番線より千葉線・京成津田沼方を望む。当駅から先が千葉線です。
ホーム端の先に両渡り線があります。右の2番線も京成津田沼方面への発車に対応していますが、2番線から発車する千葉線京成津田沼方面の営業列車は設定されていないようです。
この先、右側のJR外房線と並走して高架区間のまま市街地を北北西へ走ります。そして左へカーブすると進路を西寄りに変え、JR線と離れて京成千葉駅へと至ります。
 
 

1番線より千原線・ちはら台方を望む。
当駅から先が千原線ですが、千原線は全線単線です。但し、全線に渡り複線分の路盤が確保されていて、その路盤を利用して前方右側に引上線が1本敷設されています。もし複線化されたら、引上線は廃止になり、当駅折り返し列車はホームまたは「ちはら台」方の本線上で列車の進行方向を変えなければなりません。
この先、左側のJR外房線と並行して高架区間のまま市街地を南南東へ走ります。途中、左手に千葉城が見えます。また、JRの本千葉駅の脇を通過しますが、京成に本千葉駅はありません。その後は右へカーブしてJR線と分かれ、今度は高度を上げて左へカーブし、JR線を乗り越えます。そして高架区間のまま住宅街の中を東南東へ走り、最後はもう一度左へカーブして千葉寺駅へと至ります。
 
 
あとがき  
私が千葉中央駅で下車(乗車)したのは2010年の1度きりです。千葉地区の乗り鉄時に当駅近くで食事をしたため、折角ならば行ってみようと思い徒歩で訪問、電車に乗って京成千葉駅へと移動しました。2面2線の高架駅で、当初は終着駅ながら南方への延伸を考慮したスルー構造でしたが、1992年の千葉急行電鉄線(現・京成千原線)開業によりこの設備が日の目を見ました。東西に駅ビルがあります。駅前は東口が繁華街といった感じで、西口が住宅街の様相を呈していました。
 
新宿駅からですと中央・総武緩行線で錦糸町駅まで行き(途中の御茶ノ水駅までは中央線快速もOK)、総武線快速電車(津田沼行きを除く)に乗り換えて千葉駅で下車します。そして隣接する京成千葉駅から京成千葉線の下り電車(行先不問)に乗車して1駅目の当駅下車です。日暮里駅や船橋駅で京成線に乗り換えてもOKですが、JRで一気に千葉まで行った方が早いです。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅へ。総武線快速(横須賀線)の千葉方面電車(東京行き、津田沼行きを除く)に乗り継いで千葉駅下車。そして隣接する京成千葉駅から京成千葉線の下り電車(行先不問)に乗車して1駅目の当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内改札外と東西の駅前にコンビニがあります。一方、飲食店も東口側を中心にチェーン店を含めて一定数あります。事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。京成千葉線ならびに京成千原線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は千葉中央駅でも途中下車してみて下さい!
  
(参考:京成電鉄のHP、Google地図、Wikipedia)