仙酔島 夜明け前 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

夜明け前、寒くて目が覚めました。夜中に強風でテントがバサバサ鳴って一度目覚めましたが、熟睡出来ました。

ただ熟睡し過ぎて、テントの裾にあるポケットに入れていた眼鏡に乗しかかって、眼鏡のツルが歪み、ツルのネジも緩ませていました。歪みを直したら何とか使えましたが、ネジの緩みは直せずだましだまし使うほかありませんでした。

…旅先でこうなると少々厄介です。眼鏡屋も時計屋も昨今、数を減らしていますから。

 

 

 

 

 

 

 

6時過ぎ、まだ日の出の直前でした。キャンプサイトは仙酔島の西側で、日の出を見るには山を越えて島の東側に行かなければ見えません。

 

 

 

 

 

 

 

仙酔島の名前の由来は、仙酔島に住んでいた仙人があまりに美しい景色に酔ったという伝説から。

穏やかでのどかな瀬戸内の風景がイイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前通れた海岸線沿いの遊歩道は、落石があったこと、台風被害で海側の柵が破損したことで立入禁止と注意喚起が。

 

 

 

 

 

 

ただ立入禁止の柵は端の方は人ひとり分すり抜けられる隙間が空いていたので、警戒レベルは低いものと勝手に解釈し、自己責任で踏み入りました。

良い子は真似してはいけませんが、良い子ではないので、虎穴に入らずんば虎子を得ずという諺に則ります。

 

 

 

 

 

 

 

海岸線沿いに五色岩という仙酔島独特の岩石層地帯があります。

 

 

 

 

 

 

朝露でテントが湿っているので、しばらく乾かして片づけないと臭くなったりカビが生えたりするので、その時間を利用して仙酔島を探検してきます。

ついでに前夜仕入れておいた非常食のカニカマバーとサラダチキン、たまごサンドを朝食にトリスのポケットウィスキーをグピッといきながら仙人気分を味わいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島南側の砂浜に到達。それでも東側には小高い山があり水平線から昇る朝日は見えそうにありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

波は静かで、出漁の漁船のエンジン音が島にこだましてのどかに聴こえていました。天気の心配もなさそうで、風も無く穏やかな波です。