第1515回('22) 東武アーバンパークライン・千葉県内の駅を訪問(その1)     | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
2022年夏は、5週連続で乗り鉄・降り鉄を実行しました。
最後とな5週目はお盆休みで、8月11日~14日の3泊4日の日程で、関東地方と東海地方の乗り鉄・降り鉄を実施しました。新型コロナウイルス感染の第7波の真っ最中でしたが、3回目のワクチンを打っていた私は感染対策を徹底した上で今回の旅行を敢行しました。
関東地方では近年中に6両編成から5両編成に短縮され、それに伴いホームの立入禁止エリアが増加すると思われる東武アーバンパークライン(東武野田線)の降り鉄が中心になり、東海地方では飯田線の全駅訪問へのチャレンジをいたしました。
また、全体的に天候には恵まれたものの、3日目には台風8号が東海地方と関東地方を襲ったため、予定変更を余儀なくされました。
 
今回は初日、祝日「山の日」だった8月11日の前半の内容です。
いつものように早朝に出発し、東海道新幹線に乗り東京……ではなく手前の品川で下車。横須賀線~総武快速線列車に乗り継いで船橋駅へ。船橋駅では東武アーバンパークライン(東武野田線)に乗り継いで、1駅ずつ下車していきました。
  
今回の日程  2022年8月11日  (木・祝)   【前半】    
  
加古川520(JR神戸線)537西明石601(山陽新幹線→東海道新幹線・のぞみ80号)843品川854(横須賀線・普通→総武線快速・快速)926船橋948(東武アーバンパークライン)950新船橋1007(普通)1009塚田1032(普通)1035馬込沢1055(普通)1058鎌ケ谷1115(普通)1117新鎌ケ谷1201(普通)1203六実1220(普通)1223高柳1246(普通)1249逆井1309(普通)1311増尾1333(普通)1334新柏1353(普通)1357柏    
  
【後半へ続く】     
  
この日は4時に起床し、朝食を済ませてから自宅を出発して加古川駅へ。あらかじめ購入していた『加古川→船橋』の乗車券を自動改札機に投入して入場し、5時20分発のJR神戸線上り一番列車である普通・米原行きに乗車しました。車両は223系4連+8連で、私は後方8両に乗車しました。この日(8月11日)は祝日「山の日」で、11日からお盆休みの会社も一定数あるはずですが、新型コロナウイルスの流行もあったのか、加古川駅からの乗車客も車内の乗客も思ったより少なかったです。私は着席し、すでに明るくなっていたものの道中はスマホを操作して過ごしました。そして私は5時37分に到着した西明石駅で下車しました。
 
 

  
西明石駅ではのりかえ改札を通って新幹線ホームへと移動し、6時01分西明石始発の上り『のぞみ80号』東京行きに乗り継ぎました。JR東海所属のN700A16連で、G50編成でした。私は最後部1号車指定席の2人掛け窓側E席に座り、発車を待ちました。先ほどの在来線とは違い、こちらは乗客が結構多く、発車間際にはE席が全て埋まりました(A席は空きだらけでしたが)。
 
 

 
『のぞみ80号』は定刻に西明石駅を発車しました。私は車窓風景を眺めていました。列車は新神戸駅、新大阪駅、東海道新幹線に入って京都駅と、連続停車しましたが、駅ごとに乗客が増えてA席と大半のC席(3人掛け通路側)が埋まりました。名古屋駅では一定数の降車があったものの、それを若干上回る乗車があり、今度は2人掛け通路側D席も大半が埋まりましたが、私の隣席は空席のままでした。名古屋駅から先も車窓風景を眺め続けましたが、貨物駅の西浜松駅構内には315系電車導入により廃車となった211系電車やHC85系気動車導入により廃車となったキハ85系気動車が留置されていました。また、この日は雲の間から富士山も眺められました。
 
 

 
しかし新富士を通過後、富士山を見て安心したのか急に睡魔に襲われ、眠りに落ちてしまいました…。目が覚めたのは新横浜到着時で、結構な数の乗客が下車して車内は幾分空いてきました。新横浜から先は再び車窓風景を眺めて道中を過ごし、多摩川を渡って東京都に入ると8時43分に品川駅に到着しました。今回、私の最初の目的地は船橋駅だったので、総武線快速に乗り換える必要があったのですが、東京駅で総武地下ホームへ移動するより、品川駅で総武線快速と直通運転している横須賀線ホームへ移動する方が圧倒的に近くて楽で、しかもこの日はお盆の長期休み初日とあって東京駅が混雑しているとの車内アナウンスもあったので、今回私は品川駅で下車しました。品川駅でも下り線ホーム、特に新大阪方の自由席乗車位置では多くの客が列車を待っていました。繁忙期は品川駅から自由席に乗っても着席できる可能性は低く、着席希望であれば東京駅から乗ればいいのに…と、いつも思ってしまいます(立席でもよければ問題ありませんが)。
 
 

 
品川駅も帰省客や行楽客で混雑していました。私は乗り換え改札を通って在来線の横須賀線ホームへ。横須賀線は一番新幹線に近い所を走っているため、乗換が楽です。そして私は8時54分発の横須賀線上り普通・津田沼行きに乗車しました。車両は新型のE235系11連+4連で、横須賀線~総武線快速系統もE235系が増えてきました。私は最後部車両の増1号車(付属4連側)に乗り込み、ガラガラだったので着席しました。ちなみに横須賀線・総武線用E235系はグリーン車を除きオールロングシートで、E217系にあった基本編成千葉方のボックスシート車両は廃止されました。クロスシートに座りたければ別料金を支払って快適なグリーン車をご利用下さい…といったところでしょうか。
 
 

 
列車は定刻に品川を発車しました。すぐに地下区間に入り、私はスマホを操作していました。地下トンネル内でも電波が飛んでいるためスマホが利用可能です。新橋駅と東京駅では下車客が多く、入れ替わりの乗車客が少なかったため、車内はさらにガラガラになりました。ちなみに東京駅が横須賀線と総武快速線の境界駅で、私が乗っている普通列車は東京駅で列車番号を変更して快速に種別変更しました。東京駅を過ぎてからも地下線を走り続けましたが、新日本橋駅を経由して馬喰町駅を過ぎると地上に出て、総武緩行線と並走します。錦糸町駅、新小岩駅と主要駅のみに停車し、千葉県に入って市川駅に停車すると最後部車両は私以外の全ての乗客が下車してしまい、貸切状態になりました。市川駅を発車後も快速運転を続け、主要駅である西船橋駅を通過して、快速列車は定刻の9時26分に船橋駅に到着しました。私はここで下車し、『加古川→船橋』の乗車券を自動改札機に通して出場しました。ちなみに加古川から船橋までは、『加古川→船橋』の直通乗車券でも、『加古川→東京都区内』の乗車券+小岩→船橋の乗り越し運賃でも、全くの同額です(10,010円)。
 
 

 
船橋駅では休憩する間もなく、JR駅の北隣にある東武アーバンパークライン(東武野田線)の船橋駅へと移動し、駅構内や車両を撮影しました。これから本日と翌日の2日間で東武アーバンパークラインの未訪問全駅を降り鉄していきます。最初は9時49分発の普通・柏行きに乗車しましたが、今回は降り鉄がメインになるため、急行には全く乗れませんでしたw 普通・柏行きは新型の60000系6連でした。東武アーバンパークラインは現在、全ての運用車両が6両編成なのですが、輸送量減少により、今後は5両編成に短縮する予定です。となると、現在は全駅が6両編成に対応しているホームの1両分が閉鎖され、ホーム端へ行けなくなる駅が多く発生する可能性が高いため、6両編成を維持している今のうちに集中的に降り鉄しようと決意した次第です。
 
 

 
話を戻します。私は最後部車両で着席しましたが、発車間際には大半の席が埋まりました。電車は定刻に船橋駅を発車し、JR線と別れて高架区間を北上します。私は景色を眺めていました。そして2分の乗車で到着した1駅目の新船橋駅にて私は下車しました。意外と下車客が多かったので驚きましたが、駅のすぐ西側に「イオンモール船橋」があり、納得しました。2面2線の高架駅で、駅周辺は工場跡を再開発した街並み(マンション街)が広がっています。
  
 

 
新船橋駅では10時07分発の普通・柏行きに乗りました。60000系6連で、乗り込んだ最後部車両は新船橋駅での下車客が多かったこともあり空いていて、余裕で着席できました。道中は車窓風景を眺めて過ごし、地平に下りて到着した塚田駅で下車しました。住宅街にある2面2線の駅で橋上駅舎を有しており、駅前はやや雑然とした印象でした。
 
 

 

 
塚田駅からは10時32分発の普通・柏行きに乗りました。今度は古参の8000系6連で、60000系導入により数を減らしたものの、まだまだ第一線で活躍しています。最後部車両は半分ほどの座席が埋まっており、私は空席に着席して、道中は水分補給をしながら車窓風景を眺めました。沿線には畑が目立つようになってきました。そして私は次駅の馬込沢駅で下車しました。築堤上にホームがある駅で、駅舎はその地下部分にあります。東口側は道路が狭く雑然としていましたが、西口側は再開発されて整然としていました。駅の柏寄り(北側)に船橋市と鎌ケ谷市の境界があり、馬込沢駅は両市にまたがって位置していますが、所在地は船橋市です。
 
 

 
馬込沢駅では10時55分発の普通・柏行きに乗車しました。60000系6連で、最後部車両はほぼ満席でしたが、私は空席に座り、道中は車窓風景を眺めました。そして高架区間に上がって到着した1駅目の
鎌ケ谷駅(鎌ヶ谷駅)で下車しました。高架化されて20年以上が経過しますが、まだまだ綺麗でした。2面2線で高架下に駅舎があります。駅前は市街地で中小のビルが建ち並んでいますが、大きな商業施設は存在せず、鎌ケ谷市の中心はやはり新鎌ケ谷駅付近になるのでしょうか?
 
 

 
鎌ケ谷駅からは11時15分発の普通・柏行きに乗車。60000系6連で、今のところ60000系に遭遇する確率が高いです。乗り込んだ最後部車両は半数ほどの空席があり、私は着席して道中はしばし車窓風景を楽しみました。そして列車は高架から掘割へと進み、私は次駅の新鎌ケ谷駅(新鎌ヶ谷駅)で下車しました。掘割にある2面2線の駅ですが、船橋方は橋上駅舎に覆われており地下駅のような感じでした。また、当駅では東武のほか、北総線と新京成線が乗り入れており、さらに北総線には京成成田スカイアクセス線も乗り入れているため、新鎌ヶ谷駅は4社の路線が集まる駅になっていて、鎌ケ谷市における実質的な代表駅の座に君臨しています。
 
 

 

 
ちょっと早いですがお昼時になったので、ここでランチタイムとします。北総線の高架下にあり、今や国内に2店舗しかない「東京チカラめし」で焼牛丼を食べて昼食を済ませましたが、客が少なく、将来が心配になってきました…。
 
 

 
新鎌ケ谷駅では12時01分発の普通・柏行きに乗りました。8000系6連で、最後部車両は半分ほどの座席が埋まる程度の乗車率でした。私は着席して車窓風景を眺めて過ごし、ほどなく到着した六実駅(むつみえき)で下車しました。六実駅はかつての主要駅で、2面3線プラス留置線がありましたが、今は2面2線に規模が縮小されました。西側に古い駅舎があり、駅前には住宅街が広がっています。ちなみに六実駅は東武野田線で唯一、松戸市内にある駅です。
 
 

 

 
六実駅からは12時20分発の普通・柏行きに乗車しました。60000系6連で、最後部車両の車内はガラガラでした。ロングシートに腰掛けて、道中は水分補給をしつつ車窓風景を楽しんで、次駅の高柳駅で下車しました。高柳駅は改良により橋上駅舎を有する2面4線へと変わり、緩急接続が行われます。また北側(大宮方)の離れた場所には留置線が設置されており、六実駅に変わる新たな拠点駅になりました。一方、駅前はさほど発展しておらず、東口側は将来的に再開発されるかもしれない雰囲気でした。
 
 

 
高柳駅では12時46分発の普通・柏行きに乗車。60000系6連で、最後部車両は空いていました。時間帯や前方車両の方が便利な柏駅の駅構造もあると思いますが、最後部車両に限定すると新鎌ケ谷駅を境に柏方は乗車率が低下しています。道中は着席した状態で車窓風景を眺めて過ごし、1駅目の逆井駅で下車しました。1985年に橋上化された駅で、駅前は手狭な印象でした。東口の南側には再開発により駅前広場が設置されています。
 
 

 
逆井駅からは13時09分発の普通・柏行きに乗りました。60000系6連で、この電車も乗り込んだ最後部車両は乗車率が低かったです。私は着席して水分補給をしながら車窓風景を眺め、次駅の増尾駅で下車しました。古い橋上駅舎を構える駅で、駅前は住宅地が広がっています。
 
 

 
増尾駅では13時33分発の普通・柏行きに乗車しました。8000系6連で、乗り込んだ最後部車両はガラガラでした。ここでも道中は着席して車窓風景を眺めて過ごし、1駅目の新柏駅で下車しました。住宅街の中にある島式ホーム1面2線の高架駅で、1983年開業と比較的新しい駅です。東口駅前には結構大きな平屋建ての「東武ストア」があります。
 
 

 
新柏駅からは13時53分発の普通・柏行きに乗車。60000系6連で、やはり最後部車両は空いていました。私は着席して道中は車窓風景を楽しみました。常磐線を乗り越して左に大宮方面からの線路が寄り添うとスイッチバック配線の柏駅に到着しました。
 
 

 
昼間の急行と朝晩の一部の普通を除き、野田線の列車は柏駅で系統が分割されています。また柏駅には13時57分着で、4時間以上かけて船橋駅からやって来ました。そして船橋~柏では60000系の割合が高く、8000系も比較的多く走っていましたが、10030型はほとんど見かけませんでした。
柏駅では改札を出て、西口側を中心に駅前を散策・撮影しましたが、やはり他の中間駅とは違い人が多かったです。
 
 

 
この日は柏駅前のホテルを予約しており、また柏駅に戻ってくるので駅前散策をほどほどにして、行けるところまで大宮方面の駅を訪問していきます。
続きは次回で。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)