自分さえ良ければ、が選択肢を狭める。 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

昨日は、なんだかんだで西武園界隈が賑わった西武線であったが。

 

また西武園線沿線を撮り歩いた記録は少し置いておいて、昨日から今日にかけては多摩川線での

車両交換に伴う新101系の甲種輸送が行われていた。

 

多摩川線が新101系に全面的に置き換えられてから、12年。

そろそろ後継の足音が聞こえてくるかな?と思っているが、今のところ新101系を送り込んだら

新101系が戻ってくる、の繰り返しで、基本年に4回、本数にして8本はその行き来がある。

それを単純計算、昨年のような荒天引き返しと代替設定も含めると延べ100回近くなったか。

だが、12月の設定は珍しいかな?とはちょっとは思ったが。

まぁ前回は9月だったし、パターン的にはちょうどいいのかな。


 

まぁそれもあり、これまでは撮影に行ってもそこまで注目度が高い訳ではなかった。

しかし、ここのところの新101系の希少化と、JR側もEF65の淘汰傾向が顕著になり始めていたり

それともただの地域性か、ともかくさまざまな要因が絡み合っているのか、とみにJR側において

いざ輸送の段になるとだんだん荒れてきているような印象を受けるようになった。

 

あぁ、またかい…

 

それもあってか、最近JR側の甲種輸送ダイヤがちょいちょい変わっているようで。

そんなこともあって、ちょっと西武園帰りに撮ってみようかと思い立った。

田無の本屋に立ち寄った後、東村山で最後の西武園線迎撃をし、所沢経由で秋津へ。

新秋津駅に着いたのは結構ギリギリで、ホームに降りて約1分後。

 

ゆっくり中線を、進入してきたのは…

 

今回の主目的、西武新101系甲種輸送。

昨日の小手指発は、伊豆箱根鉄道カラーの241F。

 

少し早着気味だったのか、かなりゆっくり入線してきた。

そういえば、この中線で停車するのを見たのは初めてのことであった。

 

ただ、相変わらず点字ブロックをはみ出すのが散見されたり、あまり良い状況ではない。

まぁ、いつも通りの新秋津、という感じではある。

まだ三脚・脚立がいないだけマシ、というところか。

 

それでも、EF65の警笛が停車中にもかかわらず一回ピィッと鳴った。

ただの運転士の押し間違いか、向かいのホームに危険撮影者がいたのか?

自分の場所からはよくわからなかったが。

 

数分だけ撮り、そのあとすぐやってきた武蔵野線に飛び乗り、先回り。

直ぐ帰宅も考慮して、地元・国立に降りたら…

 

あーあーあー。

 

相変わらずの為体に、閉口。

結局のところ、自分さえ良ければの風潮は相変わらず。

 

15:37頃、国立を通過。

 

トリミングして、どうにか及第点。
曇っていたこともあり、気持ちブレてしまっている。
 

以前は、国立駅で停車時間があった。

しかし近年になって通過となり、立川に停車に変更。

しかも今回は、その立川をも通過になっていた。

以前も国立駅で撮り鉄が荒れ気味と聞いていたから、それを避けるための通過となったのか。

いずれにせよ、自分さえ良ければという思考が、どんどん選択肢を狭めている。

 

振り返ってもこの為体じゃ、まともじゃない。

いつまで学習しないままでいられるのか。

やっぱり事故が起きて、全面禁止にならないとでもわからないというのか。

   

…そして今日。

武蔵境からは247Fが入れ替わりに出てきて、小手指へ回送された。

 

今日はイベントに行くことになっていたため、八王子駅で少し眺めるのみ。

石油貨物列車が遅延していたのか、普段なら既に引き出されてEF65に連結されている9:30頃の

時点でもまだお互いが連結されていないまま、足早に八王子駅を後にしたのだった。

先日の華・リゾートやまどりと同様、今あるものは全て有限。

その時が来てから慌てないためにも、コツコツと記録を重ねていけるようにしていきたい。