あすなろ撮影録

大学生の備忘録的ななにかです

〈9/2 変わる九州旅-10〉最後は竹下で駅撮り

こんばんは。

前々回くらいの記事で「東京に行く」とか言ってましたが、学務からの悲痛な連絡により予定が消し飛びました。あえて冬季休業をずらしたんですけどね、というか早よ連絡よこせって話ですよね、普通に腹が立ってしまいました。

 

ここで愚痴ってもしゃーないので本題へ。天神からバスで香椎線の起点・西戸崎までやって来たところでした。

 

naroaru.hateblo.jp

 

1駅隣の海ノ中道で下車しました。無人駅ながら立派な駅舎(のように見える待合室)と大量のカラーコーンが目を引きます。それもそのはず、目の前には国営海の中道海浜公園のゲートが構えていまして、まさにそのアクセス駅というわけですね。

裏を返せば周囲に住宅街のような居住エリアは皆無といったところ。休日は賑わうんでしょうけど、ド平日に来てみると本当に静かな場所でした。

 

こちらは海獣ことペンギンの方々

まあなんでこんな所に来たのか、それはこの九州旅において雀の涙ほどの観光要素を取り入れるため。線路を渡って徒歩5分ほど歩くと、水族館「マリンワールド海の中道」に辿り着きました。

ここの魅力はもはや希少となってしまったラッコの飼育を行っている点。全国に3頭しかいないうちの1頭がこの福岡の地で生活しています。リロくん、なかなか健康管理が難しいそうですが頑張ってもらいたいものです。

…ちなみに残りの2頭は三重県鳥羽水族館にいます。決してわざわざ三重から来た意味…とかは思ってませんからね。決して。

 

marine-world.jp

 

787系(BM-6) 〈2023M 特急かもめ23号 長崎〉

大方堪能した後、香椎線鹿児島本線で竹下へ。博多の1駅隣で、ららぽーと福岡の最寄ですね。ご覧の通り島式ホーム1面2線の外側に通過線を有する構造なので、博多近郊でお手軽に撮影できるポイントでございます。

最後の最後で鉄活動というわけで、最初に走り去っていったのは787系の黒い「かもめ」。今更ですが、本シリーズのタイトル〈変わる九州旅〉とは、まさにこの「かもめ」に焦点を当てたものだったというわけです。

 

817系(V3002)+817系(V3003) 〈1227M 区間快速 羽犬塚

JR九州の車両は前面に種別を表示させないので分かりにくいですが、こちらは区間快速です。かつては列車によって通過運転を行う区間と各駅停車になる区間がバラバラでしたが、2022年3月のダイヤ改正後で整理されたようです。

その代償なのか、同時にデータイムの快速が廃止されたことでしれっと減便を食らうことに。これも特急至上主義の余波か…と決めつけるのはさすがに尚早ですけど、このご時世ですしいつしか全廃になるかもしれませんね。

 

813系(R3101)+811系 〈8237M 快速 久留米〉

こちらが件の快速。こちらも列車によって停車駅が違いまして、朝夕の特別停車やイベント時の臨時停車がそこそこあるようです。御多分に漏れず年々増加傾向にあり、本数削減も相まってなんとも微妙な立ち位置へと変化していきました。

ちなみに現在の特急以下の種別は快速と区間快速のみですが、かつては特別快速(1980年まで)と準快速(2018年まで)が存在していました。後者はJR九州独自のもので、小倉寄りを各停する停車駅パターンでした。そりゃあ実質区間快速ですわな。

 

783系(CM24)+783系(CM5) 〈6015H/4015H 特急ハウステンボス15号・みどり15号〉

地味に狙っていたのが、ハウステンボス行きの「ハウステンボス」と佐世保行き「みどり」の併結運転です。両数的には4+4の8両編成と程良い長さですが、783系特有の車両中央のドア配置の関係で、見応えのある1枚となりました。

西九州新幹線の開業でこちらもどうなるかと思いましたが、同じ長崎県でも新幹線とは全く異なる方面へ向かうのでさほど影響はなかったようで。何ならリレー特急を兼ねたり、885系の投入で「白いみどり」が誕生したりと進化(?)してました。

 

これにて九州での全行程が終了しました。あとは帰るだけです…

次回(最終回)に続きます。ありがとうございました。

naroaru.hateblo.jp