G旭川駅発行 新幹線指定席特急券 小郡→東京 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和50年11月に函館本線旭川駅で発行されました、「小郡→東京」の新幹線指定席特急券です。

 

 

札幌印刷調製の準常備式の券となります。

 

札幌印刷調製の新幹線指定席特急券は、拙ブログの2011年3月4日のエントリ「○日 室蘭発行 新幹線指定席特急券」でもご紹介しておりますが、この特急券の料金帯は3100円、3400円、3800円となっており、東京基準で見ますと3100円の新幹線指定席特急料金が適用される三原以遠発着用の長距離用の券で、3800円の右側には小倉、博多対応の4200円の料金帯が設けられていたものと考えられます。

 

この券の区間表記は、マルス端末のY端末、X端末、V端末等で用いられておりました「活字棒」を用いて手押しされたものと見受けられ、当時の旭川駅のG窓口にはマルス端末の設置があったものの、何らかの事由で硬券で発行されたものと思われます。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

列車名の「ひかり」が記入漏れとなっています。