2022年10月の乗りつぶし日記。
近い将来廃線になってしまう北海道のJR留萌本線に惜別乗車しました。
札幌駅から特急「カムイ」に乗って留萌線起点の深川駅で下車。平成7年(1995年)深名線廃止直前にお名残乗車で立ち寄った時以来です。
今ではほとんど見られなくなったこの「みどりの窓口」サインがあった。
深川11:10→留萌12:07 JR留萌本線 4925D
現在は留萌駅までの50.1キロが営業路線ですが、平成28年(2016年)に留萌~増毛間16.7キロが廃止に。この頃に一度乗っておけば…とチト悔やんでます。
改札口を抜け、4番線に単行車両…あれが留萌行きのようです。
国鉄時代を思わす跨線橋を渡り4番線へ。
出発を待つ車両はキハ54形と呼ばれる国鉄時代の車両。
今回が最初で最後の留萌本線の旅となる…かな?
車内はクロスシートとロングシートの混合レイアウト。
もう10月に入るも暑いので扇風機が回っていた。よく見ると国鉄「JNR」マークがあった。そういえばこの車両は冷房が無いのですね。
座席はさらりと埋まり深川駅出発。車窓は北海道らしい光景。
深川駅から15分走り石狩沼田駅到着。車内はほぼ乗り納めの乗客で皆さん終点まで行かれる様子。
恵比島駅には朝ドラの舞台になった駅舎があった…のだけどよく見てなかった。。
…というのも駅舎の反対側にあった廃屋が気になって撮影に夢中だったのです。
人工物が無くなり緑の中を行く…
峠下駅到着。周辺には建物がほとんど無かった。
幌糠駅は貨車?を改造した駅舎がポツンとあった。
藤山駅は渋い駅舎が残っていた。
大和田駅、こちらも貨車?の改造駅舎。
車窓は街へと変わり、終点留萌駅へ。
この先は行き止まり。
留萌駅舎は国鉄時代を思わす堂々とした風格があった。
もうこの駅に立ち寄ることは無いのかな…
--乗りつぶしメモ--
JR留萌本線 深川→留萌(50.1キロ)
乗車日:2022年10月
深川(11:10)→留萌(12:07)
列車番号4925D(キハ54形 1両)
(おしまい)