忙しい日々が続いていましたが、久々に完全オフの日曜日です。
愛車が「エンジンを回したい!」と訴えるので、海を見に行くことにしました。。
私は、いわゆる”海なし県民”ではありませんが、内陸育ちなので、幾つになっても、海を見るとワクワクします。
志賀島から玄界灘を眺めようかと思いましたが、交通量の多い福岡都市圏を走るのが億劫に感じられ、九州佐賀国際空港近くの ”早津江川口西灯台(はやつえかわぐちにしとうだい)” を目指すことにしました。
早津江川は筑後川の支流ですが、河口間近で分流するため、この灯台は、筑後川の河口にあると言っても差し支えないような気がします。
灯台までは、筑後川の堤防を走って1時間程度の距離です。
あいにくの曇り空ですが、筑後川の堤防を走るのは気分爽快です。
車の流れも速く、愛車は嬉しそうなサウンドを奏でます。
堤防の反対側は、佐賀平野の田園が広がっています。
旧国鉄佐賀線の筑後川昇開橋が見えてきました。
レールは撤去されていますが、歩いて渡ることが出来ます。夜はライトアップがきれいです。
筑後川昇開橋からの風景です。河口側を撮りました。
灯台に到着しました。
筑後川の河口付近は干拓堤防に囲まれており、海の展望が開けているわけではありません。
なので、この灯台、観光的要素は皆無で、人影も皆無です。
干拓堤防越しの有明海です。
写真が下手なので、全く伝わらないと思いますが、雲間からの薄い陽射しと鈍い波光は、意外と美しかったですよ。
誰もいない干拓堤防を、キハ58が走ります。
もう30年以上前のことですが、TOMIXの、このキハ58が出た時は、Nゲージメインに転向しようかと思いました。実に素晴らしい製品だと思います。
ぼやけていますが、海面から突き出すのは、海苔の養殖いかだです。
誰に気兼ねすることもなく、Nゲージの撮影を楽しんだ後は、九州佐賀国際空港に寄り道です。
この空港、無料の広大な駐車場があります。
和菓子好きの連れ合いと娘のために、お土産を購入しました。生丸房露とは、佐賀銘菓 ”丸ぼうろ” にあんこが入ったものです。どっちも美味しかったです。
佐賀空港からの帰り道は、広大な平野を貫くストレートです。
もっと引いて撮ればよかったかな?
思い切りアクセルを開けたくなる道ですが、「大空と大地の中で」を口ずさみながら、ノンビリ帰ります。
久留米に帰ってきた頃、やっと陽が差して、ようやく ”美しき青き筑後川” の姿が見えました。
Nゲージの野外撮影は、とても楽しかったです。
放置プレイ中の、”Nゲージのお立ち台” を冬の間に何とかして、今度はどこに行こうかな?
本日も、ご訪問ありがとうございました。