【熊本地震で被災】完全孤立状態の観光鉄道 新型車両MT4000形も来た南阿蘇鉄道の現状 | pass-case.com (Ameba版)

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熊本市から阿蘇へ伸びる豊肥本線、立野駅に来ています。
駅名標にもありますが、ここはスイッチバックのある駅として有名です。

ここでは三段スイッチバックを採用しており、国内における他の例は肥薩線大畑駅と木次線出雲坂根駅だけです。

右上の熊本方面から来た列車は立野駅に入線、ここで進行方向を変えて引込線に入った後、再び進行方向を変えて大分方面へ向かいます。

これにより行き止まりになっている立野駅ですが、ここから先に第三セクター南阿蘇鉄道高森線が伸びています。

しかし2016年4月の熊本地震で被災し、途中の中松駅〜高森駅は7月に復旧したものの、立野駅〜中松駅は6年間運休したままです。
現在孤立してしまっている高森線ですが、2023年夏に全線運行再開予定になります。