2022-12-03 三宅アイランド1-1 | シーラカンスと僕

シーラカンスと僕

ちょっと空いた時間に読むブログを目指し、ちょっと空いた時間に更新します。




どん。

I’m at 竹芝桟橋。



ってなわけで約半年の沈黙を破り、伊豆諸島へと赴いてきました。




あれだけ通い慣れた竹芝も少し期間が空くと「帰ってきた」感が一層強まるね。



今回乗るのは東京〜八丈島航路の"橘丸"。


2年前の八丈旅行以来、半年ぶり3度目の乗船です。





出港は22:30。


今回も例によって雑魚寝席なので、さっさと毛布にくるまって眠りにつきます。








今回の目的地である三宅島に着いたのは朝5:00。



さみぃよ……くらいよ………。


こんな非人道的な時間にも関わらず船から放り出されます。



一緒に下船したのは30〜40人くらい。


なんとなく仲間意識が芽生えそうになるも、格好を見るからに全員魚釣りをしそうな気配。


どうやら神津島の時と同様に純粋な観光客は我々だけのようで。。。







三宅島のサイズは山手線の内側とほぼ同じらしい。


しかもちょうど円形をしているので、これは山手線の駅に例えたくなるもの。



地図上の青丸が着岸した港で、ここを渋谷と呼んでいました。




予約していたレンタカー屋さんが、朝早くにも関わらずお迎えにきてくれました。


前回は誰もいない待合所で日が昇るのを待っていたものです。




とは言っても、まだまだ真っ暗な早朝5時。


行く宛もないのでとりあえず島の外周道路をひた走ります。




時計回りに一周し終える頃には、徐々に明るくなってきました。


ちなみにレンタカー屋さんは浜松町にあります。



写真は品川から少し奥へ入った所にある"大路池"。


「さえずりの小径」という異名を持つくらい鳥の鳴き声があちこちから聞こえてきます。



写真だけでは分かりづらいですが、この大路池は火口に出来た淡水湖。


とにかく噴火が盛んな三宅島は、こういった活火山を感じられる自然が島中に点在しています。







時刻は7時。

そろそろ朝ごはんにします。



こちらの"ホテル海楽"さんで頂きます。



いわゆるホテルの朝食バイキングに1000円で宿泊していない余所者も参加できるサービスがあります。



しかも営業は5:30から。

ありがたい。




せっかくなので海の見える席で。



これぞオーシャンビューモーニング。


ちょいと雲が多いけど。




小ぢんまりとしたバイキングだったけれど内容は大満足。


思わず食べ過ぎてしまった。






なんやかんやで1時間もグダグダしてから三宅島観光の本番が始まります。



写真は島の中心にある雄山(おやま)。


島内のどこからでも見えるので、

どこから撮ったものなのか自分でもよく分からなくなりがち。








まずは前回も訪れた新鼻新山。





海に向かって迫り出してるの迫力がありすぎる。



噴火によって飛んできた岩石や火山灰が降り積もって丘になり、それを海が削って完成したのが新鼻新山。


なんともスケールのデカいこと。




三宅島の観光地が全て火山関係であることがよく分かると思います。


これから1泊2日で島内の溶岩を巡ると思うとつくづく変な旅行だな。





実はこう見えて高い所は大の苦手ですが、頭端部まで登ってみます。


そこから下を見たのがこの写真。



やっぱ海はキレイなんだよなぁ。



所々赤いのは溶岩に含まれてる成分が酸化したため。


錆と同じですね。










そこから何枚か写真を撮るも、どれもこれも似たり寄ったり。


黒いのは全て溶岩です。




現地では壮大な景観に感動して写真を撮るんだけど、後になって振り返るとカメラフォルダが真っ黒で絶望しがち。



こんな旅行記にしばしお付き合いください。






続、