「ならしかトレイン」の運行が開始されてからより面白さが増したと感じている奈良・京都・橿原線系統ですが車体へのラッピングだけでなく車内も装飾を施しているため楽しみが多く、撮影だけでなく乗車することも出来たらラッキーです。しかしここでは「ならしかトレイン」の運行開始前から志摩スペイン村のラッピングを施した5800系を運行しているため注目の編成が2本いる状態になっており、更にデボ1形塗装車も健在であるため今が趣味的に一番面白い状況です。

(2022.12.6 額田付近にて撮影)

 志摩スペイン村のラッピングを施した5800系はDH01で、奈良方先頭のク5301はタイル状の前面ラッピングが特徴ですが近鉄でこのような前面ラッピングはこれまで見たことが無く、新鮮に感じられました。右下に志摩スペイン村の表記が見えますがこれが無いと何処のラッピングかわからない程です。

(2022.12.6 額田付近にて撮影)

 大阪・神戸方先頭のモ5801は青色の前面ラッピングですがこれを見るとかつてこの車両に施していた帝塚山大学のラッピングを思い出し、懐かしさを感じられました。帝塚山大学のラッピングを施していた頃は阪神乗り入れ対応を示す蝶のマークがありましたが今回はそのマークが省略されており、ラッピングデザインの都合なのか気になるところです。