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JR東日本 八戸線観光列車 「TOHOKU EMOTION」 キハ110系

JR東日本

青森県の八戸線・八戸~岩手県・久慈間を走行する「TOHOKU EMOTION」。
東日本大震災からの復興の一つとして八戸線にて2013年10月19日にレストラン列車として運行を開始。そんな「TOHOKU EMOTION」をご紹介いたします。

TOHOKU EMOTIONとは

「新しい東北を発見・体験」することにこだわった列車で、キハ110系気動車3両を改造し、列車全体を「移動するレストラン」として運用する。

列車の外観デザインは「走るレストラン」をイメージした大胆なデザインです。
列車内は、ライブキッチンを中心とした全席レストラン空間。コンパートメント個室車両、ライブキッチンスペース車両、オープンダイニング車両の3両編成。
各車両ごとに、福島の刺子織、青森のこぎん刺し、岩手の南部鉄など、東北各地の伝統工芸をモチーフとしたインテリアを施すなど、随所に発見があり、ライブキッチンスペースでは、調理される様子を目の前で楽しみ、味覚だけでなく、視覚も刺激してくれます。

のってたのしい列車ポータルサイト「TOHOKU EMOTION」ページより引用

外観

レストランをイメージした列車はレンガ調を模したデザインが採用されています。

車外行先表示機はLED式で専用の表示が用意されています。

車内

1号車:コンパートメント個室車両

1号車に7室ある「コンパートメント個室」です。

コンパートメントの扉は磁石のようなもので固定されていますが、、列車の揺れで開いてしまうことも。

扉の横には配膳や下膳するための置き場があります。

個室側からの配膳・下膳スペース。扉を上にあげると取ることができます。

扉を開くと広がるのは、ゆったりとした空間が広がっています。

コンパクトながらクローゼットもあり、コートなどの衣類をかけることができます。

利用人数分に応じたランチョンマットやカラトリーが置かれています。

テーブル下部には引き出しがあり、

乗車記念のグッズが置かれています。1号車のコンパートメント個室車両限定グッズもあるそうです。

ランチョンマットは洋風なデザインでかわいらしいです。

テーブルの下にはAC100V電源コンセントがもうけられていますが、タップがおしゃれです。

通路には、すぐに提供できるようにグラス類が置かれています。

1・3号車にはトイレが設置されていますが、「フルーティアふくしま」のように温水洗浄便座「ウォシュレット」は接地されていません。

3号車:オープンダイニング車両

3号車はオープンダイニング車両です。

海側の座席は長方形のテーブルが、山側の座席には2人利用の三角形のテーブルが設けられています。

テーブル上には、1号車個室同様メニューやカラトリー類が用意されています。

2号車:オープンダイニング車両

利用した便は、午後の「デザート&アフタヌーンティー」で、最初の配膳されるものが用意されています。

デザートは現在ビュッフェはオーダー形式のため、この2号車でビュッフェとして取ることはありません。

メニュー

復路デザートビュッフェのメニューです。

運転台

運転台は種車のキハ110系そのまま流用されています。

時刻表

「洋野エモーション」とは、宿戸~陸中八木間にある「復興メッセージドラム缶」近くで、地元の方々が大漁旗を振ってお見送りをしてくれるスポットです。下りの「ランチコース」のみお手振りがあります。

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